8月上演される『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演より、衣装を身にまとった出演キャストのキャラクタービジュアルが公開となった。

【写真】再現度が高すぎるキャラクターを演じるキャストたち

 アニメ映画『シュレック』を元に2008年にブロードウェイにてミュージカル化され、大好評を博した本作が日本初上陸。

本公演の全キャストはオーディションで選出された、spi、福田えり、吉田純也、泉見洋平など歌と演技を兼ね備えた実力あるキャストばかりとなっている。

 物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む怪物シュレック。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていた。そんなある日、領主によって国を追放されたおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてくる。静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう領主ファークアード卿に交渉。真の王になるためにプリンセスとの結婚をもくろんでいたファークアード卿は「自分の代わりにドラゴンと戦って、とらわれの姫フィオナを救い出せ」と交換条件を出す。
仕方なくシュレックは、お調子者のしゃべるロバ・ドンキーを道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出たが…。

 解禁されたビジュアルでは、実際の衣裳やマスクに身を包んだ4人のキャストが勢ぞろい。アニメ映画『シュレック』の世界観を忠実に再現した完成度の高さを垣間見ることができる。

 『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演は、8月15日~28日、東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。

 キャストのコメント全文は以下の通り。

<キャストコメント全文>

■spi(シュレック役)

シュレックのマスク、一体どーすんの?と、難易度の高さはずっと感じていましたが、型取りとか制作過程を見て、スタッフさんと細かく意見を出し合って、最終的に最良のものが完成したなと思います!今日初めてマスクをして歌ったんですが、自分の声って、実は結構頭蓋骨に響いてるんですよ。
それを骨伝導とかでバランスを取っていたりするんですけど、マスクの中で自分の声が反響しちゃって。けどそこは稽古を重ねてクリアできると思います。また一つ自分が成長した姿を見せられると思うので楽しみにしていてください。俺自身はマスクをしている自分を見られないので、見られるお客さんが羨ましいです(笑)。

子供はゲラゲラ笑って、大人は込められた深いメッセージにちょっと感動してしまうようなミュージカルです。ちびっこ達には、いろんな童話や絵本がある中でシュレックに出会って欲しいなと思ってます。
「枠にとらわれなくていいんだよ」っていう人生のヒントになればいいですね。

■福田えり(フィオナ役)

「プリンセスの衣裳をまさか自分が着ることになるとは!」と嬉しくて、大興奮しています。夢がかないました(笑)テンションMAXで楽しく撮影させていただきました。こんな綺麗なプリンセスの衣裳で、舞台ではあんなこともこんなことも…どうなるかな自分、と思っています。楽しみにしていてください(笑)。

シュレックはじめドンキー、ファークアード卿の皆さんのビジュアルも拝見しましたが、もう、“おもちゃ箱”みたいで最高でした。
劇場に来てくれるお子様たちは大喜び間違いなしと思います!

■吉田純也(ドンキー役)

人間以外になるのは初めてです。「動物ってこんななの!?!?」と驚きつつ、幼児体形に拍車をかけつつ、楽しく撮影をさせて頂きました。耳と蹄、毛皮と尻尾、これらがあることで思いっきりやれるといいますか、役に没頭できると思います。ドラゴンと戦うシーンでの暑さは危険かもしれません。意外と動きやすいのですが、まずは耳の“車高”に慣れていきたいです(笑)。そしてロバの生態を研究していきたいと思います。


ご来場頂くお客様には、誰にも見せたことのない僕の一面を見て頂けると思います!

■泉見洋平(ファークアード卿役)

見てのとおり、かなり背が縮みました(笑)。

少しの段差も大きく感じたり、目の前に広がる普段の視界との違いに、よちよち歩きの幼き日々を思い出します。覚えてないけど・・(笑)。

今僕の目の前には、新たな光景が繰り広げられています。この作品には、“外見”よりも“本質”の“大切さ”を伝えるメッセージが込められています。是非あなたの“大切な人”と劇場にいらしてください。
新しい視界が広がると思います!