アニメ化が決定した『ノケモノたちの夜』の放送が、2023年1月に決定。併せてメインスタッフ&キャスト、キャラクター設定情報が発表され、公式サイトにて先行PVが公開された。



【動画】アニメ『ノケモノたちの夜』第1弾PV

 本作は、孤独を分かつ者たちにささやく悪魔と少女を描いた星野真によるダークナイトストーリー。傍にいる悪魔が、救い。傍にある少女が、暇つぶし。19世紀末、大英帝国の片隅での2人の出会いが、居場所を求め彷徨う物語を紡ぎ出す。

 このたび、メインスタッフ&キャストが発表。監督は『阿波連さんははかれない』で総監督、『NOBLESSE ‐ノブレス‐』で監督を務めた山本靖貴。シリーズ構成は、『MF ゴースト』、『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』で構成、脚本を務めた山下憲一。キャラクターデザインは『失格紋の最強賢者』、『ギヴン』シリーズなどを手掛けた大沢美奈が務める。

 そして、盲目のヒロイン・ウィステリアに竹達彩奈、悪魔マルバスに小西克幸、悪魔討伐部隊・剣十字騎士団に所属し、マルバスたち悪魔を追う少年・スノウに逢坂良太が決定した。

 竹達は「ウィステリアは孤児として教会に住んでいる、孤独な女の子です。悪魔のマルバスと出会うことで人生が変わっていきます。優しくて、真っ直ぐで、一生懸命だけど、ちょっと抜けていて(笑)。
原作よりアニメの方が幼く描かれているので表情がころころ変わって可愛らしいです!」とコメント。

 小西は「僕が担当させていただくキャラクターは、何百年も生きてきた大悪魔マルバス。悪魔が人間の少女と出会い旅をする。なぜ悪魔が人間の少女に興味をもったのか。ぜひアニメに寄り添って、彼らの旅を見届けて下さい!」とメッセージを。

 逢坂は「スノウは基本口がめちゃくちゃ悪い青年ですがウィステリアを大切に思っている気持ちはおそらく誰にも負けないであろう、ちょっと人との接し方が下手なかわいいやつです。マルバスとウィステリアのコンビにどのように絡んでいくのか、ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです」と語っている。

 そんな3人が演じるマルバス、ウィステリア、スノウの声が聞ける、第1弾PVも公式サイトにて公開された。

 アニメ『ノケモノたちの夜』は、2023年1月放送。

 コメント全文は以下の通り。

<コメント>

■監督:山本靖貴

――原作を読んだ感想をお願いします。

 最初原作の表紙を見た時はウィステリアとマルバス、この2人の関係性がどんどん深まってくほんわかしたストーリーかと思いました。
が…強敵とのバトル、仲間との出会い、パートナーとの絆に感動させられる少年マンガの熱い展開にワクワクしました。

――アニメを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

 綺麗なイギリスの街並み。アクション、グッとくるストーリー。見所が満載なこの作品を120%楽しめる物にしたいと思ってます。原作ファンにも楽しんでもらえるような、オリジナルなエピソードもあるのでお楽しみに!

■シリーズ構成:山下憲一

――原作を読んだ感想をお願いします。

 一話目の印象が何より鮮烈でした。マルバスとウィステリアの出会いと、屋根裏での密かな語らい。ウィステリアがマルバスに差し出した「対価」の重さ。そして、二人の関係性がこれからどう変わっていくのか。お仕事であることを忘れて、この先がどうなるのか、グイグイ引き込まれて読み進めていきました。

――アニメを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。


 作中の舞台となる19世紀末のイギリスは個人的にも好みの時代で、録画していたドキュメンタリーの映像を作画資料で提供したりもしました。ホームズも大好きです! マルバスとウィステリア、そしてゆくゆくは、ナベリウスとダイアナ、さらに団長も。原作でとても魅力的に描かれているキャラクターたちを、アニメの中でも同じように魅力的に描けたらという思いで携わらせていただきました。

 連載中からのファンの皆様も、これから初めてご覧になる方も、お楽しみいただければ幸いです!

■キャラクターデザイン:大沢美奈

――原作を読んだ感想をお願いします。

 悲しみや辛さやを抱えている人間たちが、悪魔と出会って前を向いていく姿がとてもかっこよくて、力強い作品だなと感じました。個性的なキャラクターばかりで、読んでいて楽しいです。特にダイアナの話が好きで、何度読み返しても泣いてしまいます。

――アニメを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

 ウィステリアとマルバスはもちろん、原作に登場する様々なキャラクターが動いてる姿を楽しんでいただけるように頑張ります。

■ウィステリア:竹達彩奈

――原作を読んだ感想をお願いします。

 オーディションを受けた時に初めて読みましたが、お話にどんどん引き込まれてしまってあっという間に全巻読み終わってしまいました。全8巻なんて嘘でしょう!? もっと読みたい…と、本気で思っています。
(続き書いてくれませんかお願いします……!)

 それぞれ孤独に生きていた『ノケモノ』たちが出会い、ふれあい、戦うことで生まれる、誰かを想う優しい気持ちを大切に描いている作品だと思います。

――アニメを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

 ウィステリアは孤児として教会に住んでいる、孤独な女の子です。悪魔のマルバスと出会うことで人生が変わっていきます。優しくて、真っ直ぐで、一生懸命だけど、ちょっと抜けていて(笑)。原作よりアニメの方が幼く描かれているので表情がころころ変わって可愛らしいです!

■マルバス:小西克幸

――原作を読んだ感想をお願いします。

 この世界からノケモノになった者たちの、辛くて悲しいけど、心温まる物語。僕は漫画をたくさん読むんですが、「ノケモノたちの夜」は知らなくて、今回関わらせて頂けることになり、原作を読んでみるとあっという間に漫画に引き込まれ一気に読破しました。まだ読んだことがないという方はぜひこの機会に。

――アニメを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

 僕が担当させていただくキャラクターは、何百年も生きてきた大悪魔マルバス。悪魔が人間の少女と出会い旅をする。
なぜ悪魔が人間の少女に興味をもったのか。ぜひアニメに寄り添って、彼らの旅を見届けて下さい!

■スノウ:逢坂良太

――原作を読んだ感想をお願いします。

 マルバスとウィステリアたちが織り成すシリアスでありながらどこかきれいだなと思うような世界観が面白いなと思いました。人から忌み嫌われる悪魔であるにもかかわらず、どこか人間臭いというか陰ながら応援したくなるマルバスと優しいウィステリアの凸凹コンビがいいですね。

――アニメを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

 スノウは基本口がめちゃくちゃ悪い青年ですがウィステリアを大切に思っている気持ちはおそらく誰にも負けないであろう、ちょっと人との接し方が下手なかわいいやつです。マルバスとウィステリアのコンビにどのように絡んでいくのか、ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです。

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