英王室のエリザベ女王が崩御した。1952年に即位した女王の在位は70年に及び、イギリスの歴代君主として最長だった。

これをうけ、ダニエル・クレイグやヘレン・ミレンらが追悼声明を発表している。

【写真】エリザベス女王、パディントンとお茶会!

 現地時間9月8日、英スコットランドのバルモラル城にて、エリザベス女王が崩御した。王室の発表によると、安らかな最期だったという。昨年4月に長年連れ添った夫のフィリップ殿下を亡くしたばかりだった。

 女王は6日にトラス新首相を任命していたが、のちに容態悪化が伝えられており、チャールズ皇太子やウィリアム王子ら、王室メンバーがバルモラル城に駆けつけていた。女王の死去を受け、チャールズ皇太子が新国王チャールズ3世として即位。
新国王は、崩御当日はバルモラル城に留まり、翌日ロンドンに移動するという。

 エリザベス女王は1926年4月21日に、ヨーク公(後の国王ジョージ6世)の長女としてロンドンで誕生。ジョージ6世の死去に伴い、1952年に25歳で即位した。今年即位70年を迎え、6月に祝賀行事プラチナジュビリーを盛大に開催したばかりだった。

 崩御に際し、イギリス出身の俳優らから追悼声明が発表されている。

 2006年公開の映画『クィーン』でエリザベス女王を演じたヘレン・ミレンは、ツイッターにて「エリザベス女王の治世に生きられたことを誇らしく思います。
王冠の有無にかかわらず、我々はこの女性の死を悼みます。高潔そのものでした」と発表。

 ジェームズ・ボンド役で知られ、2012年に行われたロンドンオリンピックの開幕式では、女王をエスコートしたこともあるダニエル・クレイグは、PAメディアを通じて声明を発表。「逝去の知らせを受け、他の多くの人と同じように深い悲しみを覚えています。私の思いは王室ファミリーと彼女が愛した人々、そして彼女を愛した全ての人々と共にあります。女王は比類ないレガシーを残しました。
深く惜しまれることでしょう」と述べた。

 このほか、歌手のエルトン・ジョンや、プラチナジュビリーで女王と共にサプライズ動画に登場した映画『パディントン』、映画『ハリー・ポッター』と原作者のJ・K・ローリングなども、ツイッターにて追悼メッセージを発表している。

 なおDeadlineによると、エリザベス女王の治世を描くNetflixのドラマ『ザ・クラウン』は、クリエイターのピーター・モーガンが「『ザ・クラウン』は女王へのラブレターであり、今はそれ以上付け加えることはありません」とコメントし、女王の崩御に敬意を払い、シーズン6の撮影を中断するという。