前作の主人公ジゼルの娘がストーリーの中心に　『魔法にかけられて2』キービジュアル＆予告編解禁

ディズニー映画『魔法にかけられて』（2007）の15年後を描く続編『魔法にかけられて２』が、11月24日よりティズニープラスにて独占配信されることが決定。予告編とキービジュアルが解禁された。【動画】『魔法にかけられて2』予告編 劇場公開時、日本でも大ヒットした『魔法にかけられて』は、アニメーションで描かれたおとぎの国の世界“アンダレーシア”に住む、“王子様との真実の愛のキス”を夢見る主人公ジゼルが、王子の継母ナリッサ女王の罠によって、実写で描かれた現代のニューヨークに迷い込み、真実の愛を見つける物語。ディズニーが得意としてきたファンタジーあふれる王道のプリンセスの物語に、現代のラブコメディの要素を掛け合わせた大人のラブストーリーだ。 プリンセスになる夢を持つ典型的なヒロインが、通常とは全く正反対の世界である現代のニューヨークで、娘のモーガンと暮らす男性ロバートと恋に落ちる…というストーリーが展開する中、突然歌いだしたり、動物や虫たちと仲良くお話ししたり、いわゆるディズニー・プリンセス“あるある”でコミカルな笑いを生む、これまでのディズニー作品の殻を破る設定や演出が多くの人々を惹き付けた。 最新作の舞台は、前作から15年後。ジゼルと恋に落ちたロバートの愛娘モーガンを中心に物語が描かれる。『ヘアスプレー』や『glee／グリー』を手掛けたアダム・シャンクマンが監督をつとめ、音楽は前作に続き8回のアカデミー賞受賞歴を持つディズニー・ソングのレジェンド、アラン・メンケンが担当。さらに、前作『魔法にかけられて』や『ノートルダムの鐘』などで通算3度のアカデミー賞ノミネートを果たした作詞家スティーブン・シュワルツが作詞を担当する。 アニメーションの美しいおとぎの国アンダレーシアから現代のマンハッタンへと追放され、離婚弁護士のロバートと結ばれたジゼル。そんなジゼルが、ロバートの娘であるモーガンと3人でニューヨークの郊外に住み始めるが、新生活でさまざまな困難に直面することに。果たして彼らは、おとぎ話でおなじみの「いつまでも幸せにくらしました（Happily Ever After）」という結末を再び迎えることができるのか。 予告編は、ジゼルやロバートが新生活への期待に胸をふくらませるところからスタート。しかし、モンロービルという町にある年季の入った一軒家に住むことにした彼らの新たな生活はトラブル続き。意を決して魔法の力を借りることにしたジゼルは、うっかり町全体をアンダレーシアのようなおとぎ話の国に変えてしまい、状況はさらに悪化。魔法に満ち外見はきらびやかになった町に、不穏な空気が漂い始める。 そんな状況でも、持ち前の底抜けなポジティブさ失わないジゼル。しかしその一方、モーガンを部屋に閉じ込めたり、井戸へ突き落とすなど、ジゼルの様子にも変化が見て取れ、次第にモーガンの運命の歯車が崩れていく波乱の展開を予感させる予告編となっている。 映像にはそのほか、前作でおなじみのエドワード王子（ジェームズ・マースデン）やナンシー（イディナ・メンゼル）、ジゼルの友達でリスのピップも再登場。さらにミュージカルシーンも健在で、アラン・メンケンが手掛ける、パワーアップした珠玉のミュージカルナンバーにも期待が高まる。 キービジュアルは、煌びやかに輝くジゼルや、モーガンの後ろで邪悪な雰囲気を漂わせる本作のヴィラン、マルヴィナ・モンローが印象的に描かれたもの。彼女たちがどんな攻防を繰り広げるのか興味がふくらむヴィジュアルとなっている。 今回解禁された予告編とキービジュアルは、カルフォルニア（現地時間9月9日）で行われたディズニーファンイベント「D23 Expo」にて初披露。当日の会場には、ジゼル役のエイミー・アダムスやロバート役のパトリック・デンプシーら主要キャストが勢揃いした。本作でモーガン役に抜てきされた新人ガブリエラ・バルダッチノは「6歳の時に1作目『魔法にかけられて』を見て、ディズニー作品の中でも大好きな作品だったので、本作に参加できたことはまるで夢のようだし、私の人生をかえるような出来事で最高に嬉しいです」とコメント。 ヴィランのマルヴィナ・モンローを演じたマヤ・ルドルフは「本当に楽しかったです。1作目の大ファンだったので、参加できたことが信じられない気持ちです。エイミーをいじめるのは簡単なことではないんですよ（笑）。でも一緒に撮影できて楽しかったし、お互いをいじめながら楽しく撮影できて夢のようでした」と、ユーモアを交えながら撮影を振り返った。 映画『魔法にかけられて２』は、11月24日よりティズニープラスにて独占配信。