大島真寿美の小説『ピエタ』が、小泉今日子のプロデュース、ペヤンヌマキの脚本・演出で舞台化され、2023年夏、東京・本多劇場にて上演されることが決まった。
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原作小説は、2019年直木賞を受賞した大島が史実を基に描いた作品。
18世紀、らん熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。「四季」の作曲家ヴィヴァルディは、孤児を養育するピエタ慈善院で合奏・合唱の娘たちを指導していた。ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。一枚の楽譜の謎に導かれ、物語の扉が開かれる―。
プロデューサーの小泉は「2020年、新型コロナウィルス第一波の混乱の中、数多の舞台作品が公演中止を決断し、幻と消えていきました。asatte produce『ピエタ』もその一本です。『ピエタ』舞台化は会社設立時から叶えたかった夢のひとつでした。18世紀のシスターフッドであるこの物語を、信頼する友人ペヤンヌマキさんとタッグを組んで作れるなんて!なんと嬉しく頼もしいことでしょう」とコメント。
脚本・演出のペヤンヌマキは「小泉今日子さんが長年温めてきた『ピエタ』舞台化の脚本と演出を任せていただけるなんて、私はなんてラッキーなんだと思い続けて時が経ちました。当初予定していた2020年は延期になってしまいましたが、私の中でラッキーは続いています。
asatte produce『ピエタ』は、2023年夏、本多劇場にて上演。