マーベル・スタジオの最新作となる映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に、主要キャラクターを演じる日本語版声優陣の続投が決定。キャラクターポスターと合わせて解禁となった。



【写真】『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』場面カット4点披露

 本作は、ヒーロー映画として異例のアカデミー賞3冠、作品賞に初ノミネートを果たした『ブラックパンサー』(2018)の続編。国王とヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラを失ったワカンダ国に海の帝国の脅威が迫る。ティ・チャラの妹であり天才科学者のシュリたちは、この危機にどう立ち向かうのか?

 この度、主要キャラクターを演じる豪華日本語版声優陣の続投が決定した。ティ・チャラの妹で、超文明国ワカンダの技術開発を担うほどの天才科学者シュリ役は、ももいろクローバーZの百田夏菜子が引き続き担当。百田は、本作に向けて「(収録の際は)なるべくシュリの想いや、演じられているレティーシャさんの想いをイメージしながら、声を通じて表現できるように意識しました」と語った。

 亡きティ・チャラを支えた幼なじみで元恋人の女スパイ、ナキア役には皆川純子。ワカンダ国王を守る親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長にしてワカンダ最強の戦士オコエ役を斎賀みつき。ティ・チャラの母であり先代の国王ティ・チャカの妻ラモンダ役を幸田直子。ティ・チャラを力強くサポートしたワカンダの山奥に住むジャバリ族の長、エムバク役には木村昴。

 さらに前作で、ワカンダ人ではないものの、ティ・チャラたちと共にワカンダの為に戦ったCIAエージェント、エヴェレット・ロス役には、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から同役を演じる声優・森川智之。人気・実力共に折り紙付きの声優陣が再び集結し、ワカンダにとって重要なキャラクター達を演じることとなる。

 また、日本版声優続投解禁に合わせて、6人の日本版キャラクターポスターがお披露目された。
それぞれに陰影が施され、ティ・チャラを失った深い悲しみと共に、そこから立ち上がろうとする力強い決意も伝わってくる。クールかつインパクトのあるビジュアルとなっている。

 映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、11月11日より公開。

 ※百田夏菜子、皆川純子ら声優陣のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■百田夏菜子:シュリ役

「ブラックパンサー」シリーズは、特にティ・チャラを周りで支えていた女性キャラクター達が活躍する場面が多くて、そこが魅力的だと思います。今回またシュリを演じる機会をいただいて、すごくうれしい気持ちと、大役なので、(私で)大丈夫かなというドキドキする気持ちの両方がありました。ですが、今回もう一度シュリ役を担当させていただくので、なるべくシュリの想いや、演じられているレティーシャさんの想いというのをイメージしながら、声を通じて表現できるように意識しました。

今回の作品は、“お兄ちゃん”の様な存在だと思っていたチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなったというショッキングなニュースもあって、どんな作品になっているのか全く想像ができなかったんですが、スタッフの方々も色々な想いがあってこの作品を作り上げていると思うので、こうやって新しい作品が届けられるということは、チャドウィックさんもきっと喜んでいるんじゃないかなと思います。私も彼が大事にしているこの作品に携わらせてもらっているので、全力を注ぎたいと思います!

■皆川純子:ナキア役

続編製作のニュースを見てから約3年。この間にあったあまりに悲しい出来事。それを経ての今作。どんな物語になるのか、いちファンとして、前回ナキア役を吹替させていただいた役者として、非常に気になっておりました。
今回もナキアの吹替を担当させていただくことになり、とても光栄に思っております。魂をこめて演じたいと思います。 ワカンダ・フォーエバー!

■斎賀みつき:オコエ役

とうとう『ブラックパンサー』の続編が! しかもまたオコエさんに会える! 素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。どんなストーリーなんだろう。どんなアクションシーンが展開されるんだろう。ワクワクが止まりません。『ブラックパンサー』の物語や登場人物は魅力的すぎるので、前作に続き今作もしっかりと心に残る作品になるだろうなと確信しています。ぜひ、公開日を楽しみに待っていてくださいね!!

■幸田直子:ラモンダ役

愛の深さと壮大なスケール、待ち焦がれたワカンダの世界へ戻る事が出来大変嬉しく幸せです。国と家族の再生に命懸けで邁進する、ラモンダ。その魂の叫びを吹き替えさせて頂けた事に深く感謝いたします。日本語版の皆様とご一緒に全力で取り組んだこの美しく気高き愛の物語を、是非劇場で体感されます様宜しくお願い申し上げます。
ワカンダそして、ティ・チャラフォーエバー!

■木村昴:エムバク役

続編に再び携わることが出来、心から嬉しく思います。
映画ブラックパンサーには、なにか物語を超えた魂のようなものが宿っているように思えてきます。絶望の淵から這い上がり前進む人々の姿に、きっと見る者に生きる勇気を与えるそんな映画なのだと。我々も日本語で魂を込めて参りましたので、映画館で何か感じていただければ幸いです。ワカンダ・フォーエバー!!

■森川智之:エヴェレット・ロス役

『ブラックパンサー』の続編が決定してとてもうれしいです。エヴェレット・ロスというキャラクターは前作で魅力を開花させたといっても過言ではないでしょう。悲しい出来事を乗り越えてのこの続編の決定は、きっと日本語版でも気合の入った素晴らしいものになるに違いありません。エヴェレット・ロスがどのように物語にかかわっていくのか楽しみです。ご期待ください!
「ブラックパンサー」フォーエバー!

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