代表作『ロッキー』の権利を巡り、プロデューサーのアーウィン・ウィンクラーと対立しているシルヴェスター・スタローンが、『クリード3』に参加しないことについて語った。
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『ロッキー』(1976)でアカデミー賞主演男優賞と脚本賞にノミネートされ、スピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)では同助演男優賞候補となったスタローン。
この度スタローンがThe Hollywood Reporterのインタビューで、この件に言及。まだ何の権利も得られていないと言い、自分の知らないところで『ロッキー』の新作を作ろうとしていたと訴える。
スタローンは激怒した理由を「彼らはもう一つの『ロッキー』を欲しがった。俺もそれを喜んで引き受けた。だけど、『もう45年も経ち、少し役割を変えることはできないか? 平等にしないか? 何年も前に俺が作ったものの権利を得ることは出来ないか?』と言いたいんだ」と告白。すでに公開されている作品の権利を遡って欲しいわけではない、今後の作品についてだけだと語った。
そして、ラングレンとは仲直りしたと明かしつつ、ドラゴのスピンオフ作品については「これは典型的な例だ。彼らは、俺に参加の意思も確認せずに『ロッキー』のさまざまな側面をかすめ取り続ける。『クリード』シリーズで、俺はエグゼクティブプロデューサーではない。監督のライアン・クーグラーも主演のマイケル・B・ジョーダンも、ウィンクラーの子どもたちもそうなのに、俺だけ取り残されているんだ」と辛い胸の内を明かす。
また、『クリード3』に参加しなかったのは、「残念な状況」とコメント。どうやら彼自身にも構想があったようだ。「俺がやりたかったものと方向性が違う。アーウィン・ウィンクラーとマイケル・B・ジョーダンとは全く信条が違うんだ。彼らの成功を祈るよ、でも俺はもっとセンチメンタルだ。俺が作ったヒーローがしこたま打たれるのは良い。しかしダークな方向には行かせたくなかった。人々は十分すぎるほどダークに囲まれていると思う」。
「ロッキー」シリーズは、彼が不屈のボクサー、ロッキー・バルボアに扮する大ヒットシリーズ。1976年に公開された第1弾は、それまで無名だったスタローンがオリジナル脚本を手掛け、映画化。大ヒットを記録し、アカデミー賞では9部門でノミネートされ、見事作品賞と監督賞を獲得。スタローンも本作で大ブレイクし、主演男優賞と脚本賞の候補となった。
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