NHK Eテレの人気キャラクター・ニャンちゅうの声優が、津久井教生から羽多野渉に変わることが18日、発表された。
【写真】ニャンちゅう声優を担当する羽多野渉の声明
2人が所属する81プロデュースは公式サイト上で、「NHK・E テレで放送されております『ニャンちゅう』シリーズにて、ニャンちゅうの声を長らく津久井教生が担当しておりましたがこの度、羽多野渉へ交代することになりました」と発表。
同日、羽多野は自身のツイッターを更新し、「ニャンちゅうの声を担当させて頂くことになりました」と改めて報告。「30年間ニャンちゅうの声を担当されている津久井教生さんは、大好きな先輩であり恩師です」とつづり、「作品やキャラクターの持つ温かさや大切な想いを繋いでいけるよう、尽力いたします」と誓っている。
ニャンちゅうは、NHK Eテレの番組に登場する、パペット人形のキャラクター。地球生まれのネコで、5歳という設定。一人称は「ミー」で、語尾に「ニャ」をよく付ける。そのキャラクターとダミ声のギャップを特徴。1992年4月に初登場。2018年からは、『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』に出演している。初登場以来30年、津久井が声を担当していた。
津久井は2019年10月、自身のブログにて難病「筋萎縮性側索硬化症・ALS」と診断されたことを公表していた。