女優の生田絵梨花が22日、都内にて開催された『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』完成披露舞台あいさつに、山寺宏一、霜降り明星の粗品、せいや、原作者の原ゆたか氏と共に出席。山寺から声優としての演技を絶賛された生田が「山寺さんに褒めていただけるのは本当に沁みます」と喜ぶ場面があった。



【写真】華やかなドレス姿が美しい生田絵梨花、全身ショット

 2019年に発売された原ゆたかによる児童書『かいけつゾロリ スターたんじょう』をベースに、映画オリジナルストーリーとして再構成した本作。いたずらの王者をめざすキツネ・ゾロリの冒険と、スターを目指す女の子ヒポポの成長物語を、映画オリジナルの歌にのせて届ける。

 主人公・ゾロリを長年演じる山寺は、生田が演じたヒポポについて「素晴らしい。生田さんすごいですよ。本当に素晴らしい」と大絶賛。山寺の言葉に生田は「山寺さんに褒めていただけるのは本当に沁みます」と喜びをかみ締めた。


 ヒポポとして歌声も披露する生田は、劇中の「妖怪の皆さんの力を借りて歌の修行をするシーン」に苦労したという。「ドッキリを仕掛けられながら歌の練習をするところは、叫ぶやら息遣いは荒くなるやらで、“ドッキリ歌唱”。大変でした」と打ち明けていた。

 歌を歌いながら妖怪の仕掛けるドッキリにリアクションをしなければならないため、ベテラン声優の山寺でも「本にはあったけど、アニメで音声を入れるのは不可能じゃないかと思った」というほどの非常に難しいシーン。山寺は、完成した作品で見た生田の演技に「それを見事に。それも見どころです」と称賛した。


 また、夢を追いかける物語にちなみ、キャスト陣が子どもの頃の夢を語った場面では、生田が「小学生の頃から『ミュージカル女優になりたい』と言っていました」と告白。続けて、「今、ミュージカルに出させてもらっているので、叶っているんだなと思いますね」と感慨深げに語った。

 夢を叶えた秘訣を聞かれると「ずっと思い続けていたことですかね。上手くいかないこともたくさんありましたけど」とした上で、「調子良い時だけじゃないけど、細々続ける。調子が良い時があったら、その時により頑張って。ということの積み重ねなんですかね」と伝えていた。


 『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』は、12月9日公開。