女優の戸田恵梨香が20日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系/毎週日曜22時)に出演し、自身のこれまでのキャリアを林修と共に振り返った。その中で、林が「もっと評価されてしかるべき作品」として挙げたのが、2006年に放送されて戸田が出演したドラマ『ギャルサー』(日本テレビ系)だった。
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同作は、アメリカ・アリゾナの大平原育ちの主人公・シンノスケ(藤木直人)が、大自然の中で培ったピュアかつダイナミックな行動で、ギャルたちの抱える悩み、問題を破天荒に解決していくアクションコメディー。シンノスケと対じしながら奇妙な交流をしていくことになるのが、渋谷最大規模のギャルサー「エンゼルハート」だった。
■ 戸田恵梨香
戸田は、「エンゼルハート」の落ちこぼれ的な存在のサキを演じていた。『ギャルサー』最終回直前に公開された映画『デスノート』でヒロイン役に抜てきされると、以降は映画『LIAR GAME』シリーズやドラマ『SPEC』(TBS系)シリーズで主演を務めるなどの大活躍ぶり。2019年には連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)のヒロイン役を務めた。プライベートでは2020年に俳優の松坂桃李と結婚し、つい先日第1子妊娠を公表したばかりだ。
■ 新垣結衣
エンゼルハート黒組リーダーのナギサを演じていたのは、女優の新垣結衣。2005年放送の『ドラゴン桜』(TBS系)や「ポッキー」のテレビCMで注目を集めていた彼女は『ギャルサー』放送後も話題作に次々と出演している。2008年スタートの『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)シリーズでは、戸田と再共演を果たした。2016年放送の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が社会現象的大ヒットを記録し、このドラマで共演した歌手、俳優の星野源と2021年に結婚し、ドラマファンからの祝福を集めた。
■ 矢口真里
エンゼルハート黒組ではムードメーカー的存在のユリカを演じたのは、モーニング娘。を脱退し、ソロ活動をスタートさせたばかりの矢口真里だった。2006年1月スタートの『銭湯の娘!?』(MBS)連ドラ初主演を務め『ギャルサー』でも持ち前の明るさを武器に印象を残すと、以降はバラエティ番組を主戦場に活躍。プライベートでは、2019年に一般男性との間に第1子の長男をもうけ、2021年には第2子となる次男を出産した。
■ 鈴木えみ
エンゼルハートの6代目総代表・レミを演じていたのは、当時すでにモデルとして人気を集めていた鈴木えみ。『ギャルサー』放送後も女優業を続けていて2006年には『嫌われ松子の一生』(TBS系)、2007年には『有閑倶楽部』(日本テレビ系)、2008年にはドラマ『猟奇的な彼女』(TBS系)に出演している。プライベートでは2013年に結婚し、同年10月には第1子を出産。現在はデザイナーとしても活躍している。
■ 佐津川愛美
戸田演じるサキの高校の同級生・シズカを演じていたのは、女優の佐津川愛美。『ギャルサー』の翌年に公開された映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』に出演すると、第50回ブルーリボン賞の助演女優賞と新人賞の2部門にノミネートされた。NHK連続テレビ小説では、2012年の『梅ちゃん先生』を皮切りに2019年の『スカーレット』、2022年の『ちむどんどん』に出演。
■ 岩佐真悠子
2020年に突如、芸能界引退を発表した岩佐真悠子さんも、エンゼルハート次期総代候補のリカを演じていた。岩佐さんが当初グラビアで人気を博していたが、『ギャルサー』出演以降も女優としてドラマ『LIAR GAME』(フジテレビ系)や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(同系)に出演。2014年の主演映画『受難』では体当たりの演技が話題を集め、毒舌キャラでバラエティ番組でも活躍していた。