女優の山下リオが主演を務める、600万DLを突破した「めちゃコミック」の人気作を実写化したドラマ『わたしの夫は―あの娘の恋人―』が、テレビ大阪とBSテレ東/BSテレ東4Kにて2023年1月14日より毎週土曜深夜に放送されることが決定した。共演キャストとして、泉澤祐希紺野彩夏佐伯大地が出演する。



『わたしの夫は―あの娘の恋人―』登場人物相関図

 原作・あいざわあつこ×漫画・ツキシロギンによるコミック『わたしの夫は―あの娘の恋人―』(双葉社 めちゃコミック×fufu連載)をドラマ化した本作。セックスレス、不倫、ジェンダーなど現代の男女問題をテーマに、ダブル不倫をきっかけに始まるそれぞれの復讐と思惑、そして新たな恋を繊細に描く大人の恋愛ミステリーだ。

 香織と拓也は仲の良い夫婦だが、香織には1つだけ不満があった。それは、不妊治療中にも関わらず、夜の生活が「ボイコット」状態にあること。香織は、この事実だけは周囲にバレないように明るく取り繕ってきた。そんなある日、同期入社の親友・由紀との会話で、拓也の「裏アカ」の存在を知る。そこには夫の不倫を匂わせる投稿の数々が…。

 香織は不倫相手・睦美を特定。彼女の夫である恭介のもとへ向かい、2人の絶縁に協力するよう求める。すると恭介は、「香織とセックスすること」を条件に承諾。その後、拓也と睦美を尾行した先で香織は関係に応じる。証拠も手に入れ、これで終わりかと思いきや、価値観の近い恭介への恋心が芽生え…。


 山下は主人公・笹野香織役。フリー転身後初主演作となる本作で、怒濤の愛憎劇に挑む。山下は出演にあたり、「このドラマは、業というものに触れた人間たちの、自分だけの密かな顔が、まざまざと映り込んでいる作品になるのでは。今回初めて共演する方ばかりですが、作品を通してお互いどんな顔が見えてくるのか楽しみです。1月クール、衝撃のに皆様を巻き込めればと思います」と抱負をコメント。

 香織の夫・笹野拓也役は泉澤祐希。泉澤は「拓也は悪い事はしていますが、素直で、ちょっと変でどこか憎めないキャラクターだと思いました」と役柄の印象を明かし、「不倫ものではありますが、そこから予想も付かない展開が待ち受けています」と語る。

 拓也の不倫相手・三島睦美役は紺野彩夏。紺野は「私が演じる睦美は、幸せを追い求めるあまり、今の自分の幸せだけを見て行動する役どころです」と説明し、「不倫がテーマではありますが、登場人物にどこか魅力を感じてしまうストーリー展開になっています」とアピール。

 香織が恋する三島恭介役は、佐伯大地。佐伯は本作への出演について「不倫を巡って起こる様々な、人間の生々しい争いなどが満載なドラマなので、演じることが楽しみ半分、怖いなぁと言う気持ち半分、今までにない不思議な感覚です」と心境を明かし、「間違いなく僕が今までに演じたことがない役なので、楽しんでいただけるように精一杯演じます」と意気込みを語っている。

 真夜中ドラマ『わたしの夫は―あの娘の恋人―』は、2023年1月14日より、テレビ大阪にて毎週土曜25時、BSテレ東/BSテレ東4Kにて毎週土曜24時放送。


 ※山下リオらキャスト、原作者、漫画家コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■山下リオ(笹野香織役)

人間誰しも、自分しか知らない自分の顔がある。自分しか聞けない心の声がある。それがどれほど醜く美しいものでも、自分がどう受け取るかによって景色は変わってくる。

このドラマは、業というものに触れた人間たちの、自分だけの密かな顔が、まざまざと映り込んでいる作品になるのでは。今回初めて共演する方ばかりですが、作品を通してお互いどんな顔が見えてくるのか楽しみです。1月クール、衝撃の嵐に皆様を巻き込めればと思います。

■泉澤祐希(笹野拓也役)

拓也役の泉澤祐希です。拓也は悪い事はしていますが、素直で、ちょっと変でどこか憎めないキャラクターだと思いました。

とにかく、脚本を読んだ時、先の展開が気になりすぎて仕方ありません。このドロドロ、ハラハラを見てくださる方にもお届けできたらと思います。不倫ものではありますが、そこから予想も付かない展開が待ち受けています。
楽しんで観て頂けたら幸いです。

■紺野彩夏(三島睦美役)

このお話をいただいたときは、今まで演じたことのないキャラクターなので、単純に嬉しいという気持ちと、どんな人物ができあがっていくのか、とても楽しみだなと思いました!

私が演じる睦美は、幸せを追い求めるあまり、今の自分の幸せだけを見て行動する役どころです。不倫がテーマではありますが、登場人物にどこか魅力を感じてしまうストーリー展開になっています。この4人がどんな結末を迎えるのか、最後まで見届けていただけると嬉しいです。

■佐伯大地(三島恭介役)

三島恭介役を演じます、佐伯大地です。不倫を巡って起こる様々な、人間の生々しい争いなどが満載なドラマなので、演じることが楽しみ半分、怖いなぁと言う気持ち半分、今までにない不思議な感覚です。

間違いなく僕が今までに演じたことがない役なので、楽しんでいただけるように精一杯演じます。

■あいざわあつこ(原作)

はじめてお電話でドラマ化のお話をいただいたとき、思わず変な声をあげたのを覚えています。素敵な俳優さんたちの手によって、漫画とはまた違う香織、恭介、拓也、睦美が生まれるんだろうと思うと、いち視聴者として今からとても楽しみです!

ツキシロ先生、担当編集さん、そして一番はもちろん、読者の皆様にたくさんの感謝を込めて。ドラマも応援よろしくお願いします!

■ツキシロギン(漫画)

スゴイ! ドラマ化です!! 嬉しいです!! 原稿描きながら「ドラマ化したらいいな」と考えたことはありましたが、実際には手に届かないものだと思っていましたので、ご連絡を頂いた時は本当に驚きました。そして、嬉しすぎて、ウキウキしすぎて、その日は原稿が全く手につきませんでしたね(笑)。

ドラマの放送を楽しみにしています。
応援して下さっている読者の皆様ありがとうございます。今回のドラマがきっかけとなり、漫画の方も興味を持っていただけましたら幸いです。

編集部おすすめ