朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内にて、1月16日よりドラマ『パパとなっちゃんのお弁当』の放送が決定。主役のパパ役を藤木直人、娘役を當真あみが演じることがわかった。
【写真】藤木直人と當真あみが父娘に!
本作は、2020年4⽉に放送されたNNNドキュメント『パパとなっちゃんのお弁当』をもとにした物語。料理経験なし、目玉焼きすら満足に作れない…そんなシングルファーザーが、娘のために作り続けたお弁当と、ユニークな手書きの手紙付きお品書き。通算700個のお弁当とお品書きが織りなす、何度も笑えて、グッと泣ける、父娘の実話を基にした王道のホームコメディードラマ。平成から令和に代わる3年間を舞台に、当時の時事ネタも楽しみながら、父親が作り上げた700個目までのお弁当を中心に、娘との3年間のドタバタな日常を、笑いあり、涙ありで描く。
このたび、主演のパパ・遠山直史役の藤木直人と、「なっちゃん」こと遠山千夏役の當真あみがクランクイン。ドラマに企画協力する父娘が暮らしていた愛媛県を舞台に、海の見える道を歩くシーンから始まった。
藤木は「忙しい日々が始まったなという感じです(笑)。ただ、最初が愛媛でのロケだったので良かったです。雰囲気を掴めました。直史は、子供っぽいというか頼りない部分もありますが、それが、高校生活の中で成長していく、なっちゃんとのやり取りの中で、パパも成長していく物語だなと思っています」と意気込みを語り、これからの撮影に向けて気合いが入った様子。
一方、當真は「台本を読んで撮影が始まるのを楽しみにしていました。リハーサルの時になんて楽しいんだと思えたので、ついに撮影が始まってとてもワクワクしています。
出演にあたり、藤木は「僕が演じるパパは全くお弁当を作ったことがなく、見て下さる皆さまの方がお弁当作りの先輩ですので、最初は総ツッコミが入るのではないかと思っています(笑)。ですがだんだん上達していきますし、ひょっとしたら皆さんのお弁当作りに役に立つこともあるのではないかな、と思っています」とコメント。娘役の當真については「透明感があって、芯が強そうで、しっかりしていますね」とし、「これまで父親役は何回もありましたが、“パパ”と呼ばれるのは初めてなので、嬉しいです(笑)」と話している。
當真は、「物語のパパは、抜けているところもあるイメージですが、実際にお会いした藤木さんは、かっこいいお父さん、と言う感じで、こんなパパがいたらいいなと憧れます」と藤木の印象について語り、「パパとなっちゃんの掛け合いだけじゃなく、学校のみんなとの楽しい雰囲気などもあって、朝にピッタリな明るいドラマとなっていますので、皆さん、テレビを付けてぜひ見て下さい!」とメッセージを寄せた。
なお、久保田充プロデューサーは「最初は間違いだらけの子育てをしてしまうパパが成長していく姿を、毎朝、笑いあり、涙あり、そして上手に子離れできるのかハラハラドキドキしながら、楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけている。
ドラマ『パパとなっちゃんのお弁当』は、日本テレビ系『ZIP!』内にて1月16日より月曜~金曜7時50分ごろ放送。
※コメント全文は以下の通り。
<藤木直人、當真あみ コメント全文>
■藤木直人
僕が演じるパパは全くお弁当を作ったことがなく、見て下さる皆さまの方がお弁当作りの先輩ですので、最初は総ツッコミが入るのではないかと思っています(笑)。ですがだんだん上達していきますし、ひょっとしたら皆さんのお弁当作りに役に立つこともあるのではないかな、と思っています。(千夏役の)當真さんは、透明感があって、芯が強そうで、しっかりしていますね。いい父と娘の関係を築いていけたらいいと思っています。
■當真あみ
パパとなっちゃんのボケとツッコミのような掛け合い、さらに、おじいちゃん、おばあちゃんとの、家族ならではの賑やかさ、明るさが台本から伝わってくるので、それを見て下さる方に届けられたらと思っています。
物語のパパは、抜けているところもあるイメージですが、実際にお会いした藤木さんは、かっこいいお父さん、と言う感じで、こんなパパがいたらいいなと憧れます。お弁当の思い出といえば、小学校の運動会で、お母さんが毎年、朝早くから、私が好きな、ハンバーグや卵焼きなど、たくさん詰めてくれるので、その日が楽しみで仕方なかったです。パパとなっちゃんの掛け合いだけじゃなく、学校のみんなとの楽しい雰囲気などもあって、朝にピッタリな明るいドラマとなっていますので、皆さん、テレビを付けてぜひ見て下さい!
■久保田充プロデューサー
このドラマは、南海放送が制作したドキュメンタリーを元にしています。台本作成にあたり、ドキュメンタリーを観て、ドラマの切り口をいろいろ考え「親の子離れ」にすることにしました。いずれ親の元を巣立っていく子どもと向き合い、何が正解なのか全くわからない子育て世界に、果敢に挑んだパパの物語です。
多くの人が経験する子どものお弁当作りを通して、パパが見つめる娘の姿は、青年即未来、高校生が普通に抱える恋の悩みに、部活の悩みに、進路の悩みなど、ありふれた問題ばかりを乗り越えていく姿です。ですが、参考にさせてもらったパパがお弁当に添えた700枚に及ぶお品書きを読むと、親が子育てでできることは、見届けてあげることで十分なのかもしれない、そして、見届けているだけでも、子供が成長するのに合わせて、親も成長するんだ、という事でした。
そんな、最初は間違いだらけの子育てをしてしまうパパが成長していく姿を、毎朝、笑いあり、涙あり、そして上手に子離れできるのかハラハラドキドキしながら、楽しんでいただけたらと思います。