ユニバーサル・スタジオ×ドリームワークスが贈る最新アニメ映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』の日本語吹替版キャストに、山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、津田健次郎らが決定。併せて本予告が解禁された。
【動画】『長ぐつをはいたネコと9つの命』本予告公開
本作は、『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの伝説(レジェンド)ネコ“プス”を主人公とするアニメ映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。2012年3月に日本公開された前作は、アカデミー賞にノミネートされ、日本でも興行収入11.5億を超える大ヒットを記録。モフモフにしてダンディ、キュルルンお目目で心奪いながらも、キレキレの剣さばきで敵を圧倒するプスの見た目と中身のギャップに魅了された観客が続出した。
この度、本作の日本語吹替版キャストが決定。キレキレでモフモフな賞金首のレジェンド剣士プス役を山本耕史、プスの元カノで今は気まずい関係のキティ役を土屋アンナ、プスの敵キャラで「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディ役を中川翔子、冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコ役を小関裕太、ゴルディの“弟”くまのベイビー・ベア役を木村昴、鋭い眼光でプスを狙う賞金稼ぎ・ウルフ役を津田健次郎が務める。
プス役の山本は、ダンディでありながら、どこか抜けたお茶目さもあるプスを声で表現。プスには歌唱シーンもあり、舞台やミュージカルで鍛え上げられた山本の歌声にも注目だ。山本は、「この作品には人生で大切なことやワクワクするものが盛り込まれています。リアルなネコを感じられるような描写もあり、ネコあるあるも楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います」とコメント。
土屋が演じるのは、プスの元カノで、スリの天才のキティ。土屋は「挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました」と本作の収録を楽しんだ様子。
彼らの前に立ちはだかる敵キャラとして、「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディを演じる中川は、愛猫家として有名なこともあり、「ネコ愛で生きている私なので、オファーを頂いた際は飛び上がって喜びました」と大喜び。プスと取り合う「願い星」を手に入れて叶えたい願いがいじらしいゴルディについて、「何て素敵な女の子だろう、と大好きになりました」と語り、「ネコ好きは、多幸感につつまれること間違いなしです。劇場でネコまみれの映像を体中に浴びてもらえたら嬉しいです」と語る。
プスとキティと冒険をすることになり、ネコとして生きるイヌのワンコを演じる小関裕太は、本作が初の本格的な「声」の仕事となるようで「かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せた。
解禁された本予告は、躍動感たっぷりのアクションを披露するプスの勇姿から始まる。だが、医師に9つある命が残り1つになったと告げられたプスは、レジェンドを引退して家ネコになることを決意。退屈で平穏な日々を過ごすも、大泥棒一家のゴルディと3びきの熊に襲撃されたことから、何でも叶う「願い星」を目指して再び冒険に出る。多彩なキャラクターとストーリーに魅力的な声優陣と、日本語吹替版本編の完成にも期待が高まる映像だ。
アニメ映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』は、3月17日より全国公開。
※山本耕史ら日本語吹替版キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■山本耕史(プス役)
光栄なお話をいただきとても嬉しく思いながらも、プスという人気のキャラクターが僕にできるのかという不安もありました。でも、プスが生きていく上で必要としているものやプライドが自分とリンクしたこともあり、演じる中でその不安やプレッシャーを、キャラクター自体が取り除いてくれました。
いつもとは違って僕が表現できるのは声だけなので、さらに歌唱シーンもあるので、プスの心情や心境を大事にしつつ、ディレクターさん始め周りの方に教えて頂きながら演じさせていただきました。
この作品には人生で大切なことやワクワクするものが盛り込まれています。
リアルなネコを感じられるような描写もあり、ネコあるあるも楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います。是非お楽しみ下さい!
■土屋アンナ(キティ・フワフワーテ役)
オファーを頂いた事を聞き「イエーイ!嬉しい!!」と喜びました。
私はアニメーションが大好きで、小さい頃からアニメの世界にたくさんの夢を見せてもらった人間の一人なので、自分が吹替でその中の仲間になれるというのが、とても嬉しいです。
キティは強いキャラクターで挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました。この作品は大冒険のハラハラあり、笑いありで、吹替をしながらもすごく面白い作品だと感じました。自分の子どもたちにも、6匹飼っている猫たちにも見せて、反応が見たいです! ぜひ皆様もご覧ください。
■中川翔子(ゴルディ役)
ネコと暮らしていて、ネコ愛で生きている私なので、オファーを頂いた際は飛び上がって喜びました。私の演じたゴルディは、これまで全くやったことのない一見悪役、でも信念があって、夢があって、家族思いで…、彼女を知れば知るほど何て素敵な女の子だろう、と大好きになりました。
この作品で描かれるのは、「ネコには9つの命があると言われている」というとっても素敵な伝説。
その中で命の大切さや生きることの意味だったり、何が幸せと思うかそれぞれの想いがぶつかり合って派手なアクションもあり、何といっても、ネコ好きは、多幸感につつまれること間違いなしです。劇場でネコまみれの映像を体中に浴びてもらえたら嬉しいです。
■小関裕太(ワンコ役)
オファーを頂き、かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかったです。僕の演じるワンコは、壮絶な過去を持っていながら、それを感じさせない明るさに元気を貰えます。
笑顔で毒づく楽しいキャラクターでもあり、ワンちゃんらしい息遣いや好奇心を声に吹き込んでワンコを作り上げていきました。僕は、実家でこれまで2匹犬を飼っていたんですが、親や兄弟がいないとき悩みを犬に聞いてもらっていました。そんなふうに、このワンコが、皆さんの心のよりどころになれたら嬉しいです。
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