現地時間2月19日、英ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにて、第76回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式が開催された。3年ぶりの参加となった英王室のキャサリン皇太子妃をはじめ、レッドカーペットで魅せた俳優陣の豪華ドレス姿をチェックしよう。
【フォト集】第76回英国アカデミー賞 レッドカーペットを彩った豪華ドレス姿をチェック
今年のBAFTAにプレゼンターとして登場したアニャ・テイラー=ジョイ。レッドカーペットでは、イタリアのブランド、スキャパレッリの直線のラインが特徴的なゴールドカラーのミニドレスに、巨大なショールをまとった圧巻のルックを披露。ミニドレスにはかわいらしいリボンがあしらわれ、足元はシンプルにストラップヒールをチョイスし、長く美しい脚を強調。プラチナブロンドのヘアはブロウし、ゆったりとしたセンターパートのダウンスタイルにした。
リリー・ジェームズは、オーストラリアのデザイナー、タマラ・ラルフによるマーメイドラインの白いドレスをチョイス。パールとビジューがふんだんにあしらわれた格子状のモチーフで胸元をカバーするセクシー&エレガントなデザインで、ドレスに合わせ、ジミーチュウのヒールとクラッチをプラス。ブルネットの髪の毛はアップにまとめ、ブルガリのジュエリーでスペシャル感をさらにアップさせた。
フローレンス・ピューは、ニナ・リッチの立体的なティアードドレスで登場。鮮やかなオレンジ色のドレスは、胸もとにフィッシュテイル状の装飾がほどこされ、裾とトップにボリュームのあるデザイン。シアーな素材でできており、フローレンスのボディが透けて見えるリスキーなデザインだ。ドレスに合わせてアップにしたヘアも、毛先を扇のようにスタイリングし、ブラウン系のアイメイクでフローレンスの力強い目元を強調した。
また、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で主演女優賞にノミネートされていたミシェル・ヨーは、ディオールのピンクベージュのパンツスーツで大人の余裕を感じさせるスタイル。
そして3年ぶりの参加となったキャサリン皇太子妃は、アレキサンダー・マックイーンのドレスにザラのイヤリングを合わせ、ハイ&ローコーデを披露した。
今年のBAFTAでは、戦火のシリアを逃れ、難民選手団としてオリンピックに出場したユスラ・マルディニを描く『スイマーズ: 希望を託して』が英国作品賞にノミネートされ、ケイトのほかにもユスラ本人やググ・バサ=ロー、ポール・メスカルなども、ブルーリボンを身に着けて参加していた。