現在公開中のミシェル・ヨー主演映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より、ミシェル演じるカンフー母さんと変態集団が戦う笑劇アクションシーンを収めた本編映像が解禁された。
【動画】笑劇アクションシーン 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』本編映像
「A24」史上ナンバー1ヒットとなる全世界興収1億ドルを突破した本作は、カンフーとマルチバースを融合させた異色のアドベンチャー作品。
日本では公開初週3月3日~5日の2日間で洋画興収第1位を獲得した。
経営するコインランドリーは破産寸前。ギリギリの暮らしに、トラブルだらけの家族を抱え、まさに人生どん底の主婦エヴリン(ミシェル・ヨー)。ある日、そんな彼女のもとに“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が現れる。「全宇宙をカオスに陥れる、<巨大な悪>を止められるのは君だけだ」と告げられたエヴリンは、いくつもの並行世界(マルチバース)を駆け巡り、宇宙と家族を救うため壮絶な戦いに立ち向かう。
そんなカオスな設定の本作で、エヴリンは「違う宇宙で違う人生を歩む自分とリンクし、その自分が持つ能力をダウンロードできる」“バース・ジャンプ”というスキルを習得し、立ちはだかる敵に挑んでいく。しかしそのスキルを発動させるには、なぜか「とんでもなく変な行動」が不可欠。その行動がバカバカしいほど、それが燃料となってジャンプが確実に成功するので、敵も味方もバトルの間に変な行動をどんどんエスカレートさせていくのだ。
今回は、摩訶不思議な世界観が展開する本作より、「本年度アカデミー大本命なのに、こんなおバカなアクションシーンあり?!」と思わず突っ込んでしまうような笑劇の本編アクションシーンが解禁。
ウェイモンドとは結婚せず、有名なアクション女優という人生を歩む自分にジャンプし、まるで『マトリックス』のようにカンフースキルをダウンロードしたエヴリン。
同シーンでは、『グリーン・デスティニー』や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』などで知られるレジェンド女優ミシェルによるダイナミックなアクションのほか、彼女と対峙する変態ヴィラン2人を演じたアンディ・リーとブライアン・リー兄弟にも注目。2人は『シャン・チー』や『ブレット・トレイン』でもスタントを担当した実力派で、本作では全編のアクションシーンの振り付けを務めた。彼らがおバカな姿ながらミシェルと本格的なカンフーバトルを繰り広げる様子に、息を吞むこと必至だ。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は公開中。