俳優のマイケル・B・ジョーダンが17日、東京・後楽園ホールにて開催された『クリード 過去の逆襲』ジャパンプレミア レッドカーペットイベントに、ボクシング元世界チャンピオンの薬師寺保栄、飯田覚士、西岡利晃、山中慎介と共に出席。アニメ『はじめの一歩』にも登場する後楽園ホールに立ったジョーダンが「ギーク魂に火がついた」と歓喜した。
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「クリード」シリーズは、シルヴェスター・スタローンのボクシング映画「ロッキー」シリーズのスピンオフで、ロッキーのライバルだったアポロ・クリードの息子アドニス・クリードを主人公にする物語。『クリード チャンプを継ぐ男』、『クリード 炎の宿敵』に続く「クリード」シリーズ第3弾となる本作では、製作・監督・主演をジョーダンが務める。
ジョーダンは日本のファンとの対面に「応援が熱くて感動してしまいました」と感激。続けて「10年、ずっと日本に来たいと思っていて、やっと日本の地を踏んだんですけれども、現実のことなのかなという風に感じています」と来日の喜びを語った。
後楽園ホールのリングに立った思いを聞かれると「特別な聖地へのアクセスを許可していただいて、うれしく思っております。日本の歴史にとってもとても意味のある場所で、心からリスペクトの気持ちでいます」としみじみ。さらに「『はじめの一歩』の舞台のひとつなんだ、と思い出させていただいて『やばいな』と思いました。ギーク魂に火がついた」と日本のアニメファンであるジョーダンらしくコメントした。
また、最近見た日本のアニメに『ブラッククローバー』『ブルーロック』『ハイキュー!!』などを挙げ、「自分にとって日本のアニメの魅力はアクションだけではなく、そこに書かれているハートが好き」と告白。続けて「『はじめの一歩』が大好きな自分にとってはまさに今が聖地巡礼の瞬間だと思います」と歓喜していた。
その後、薬師寺が「プロに転向したらどうか」、飯田が「ボクシングシーンが本当に本格的」、西岡が「マイケル・B・ジョーダンさんのボクシングのレベルの高さにびっくりした」、山中が「マイケル・B・ジョーダンさんの動きに見とれてしまいました」と、本作のジョーダンの動きを次々絶賛。ジョーダンは「ライアン・クーグラー監督と1作目を作る時からとにかくボクサーの方たちがご覧になった時に『本格的だな』と思っていただけることが私たちの目指していたことだったので、実際にそういう言葉を掛けていただいて光栄です」と笑顔を見せていた。
映画『クリード 過去の逆襲』は5月26日より全国公開。
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