俳優の木戸大聖が主演する映画『先生!口裂け女です!』より、本ビジュアル、場面写真、予告編が一挙解禁された。
【写真】木戸大聖、心優しきヤンキーを熱演! 『先生!口裂け女です!』場面写真
本作は、ヤンキー高校生vs口裂け女の闘いを描いた青春バトル・ホラー・エンタテインメント。
『死霊軍団怒りのDIY』『福山市長に1日密着してみた』のナカモトユウが、監督・脚本・編集を手がける。
高校生のタケシ(木戸大聖)とF1(上野凱)は、原付を盗んでは不良軍団に売ってお金を稼ぐバイトをしていた。彼らは転校生のアヤカ(黒崎レイナ)を仲間に加え、寂れたアパートに停めてある原付をいつものように盗もうとするが、なんと持ち主と思われるマスク姿の女に見つかってしまう。
慌ててバイクで逃げるタケシたちだったが、人間とは思えない身体能力で走る女に追いつかれる。そう、このマスク姿の女こそ、頬まで口が裂け、100mを6秒で走る伝説の口裂け女だったのだ。果たしてタケシらの運命は? そして口裂け女の正体とは?
主演を務めるのは、Netflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』で佐藤健演じる主人公の若き頃を演じてブレイクした木戸大聖。映画初主演にして、ちょっと気の弱い心優しきヤンキーのタケシ役を熱演する。
ヒロインのアヤカ役には、『仮面ライダーエグゼイド』の黒崎レイナ。バイク盗みの天才・F1役を五島列島出身の若手俳優・上野凱、口裂け女役を『マンハント』『るろうに剣心 伝説の最期編』のアクション女優・屋敷紘子が演じる。
また、口裂け女を無敵の格闘ホラーヒロインとして描いた、斬新なアクションの見せ場の数々を手掛けたのは、『キングダム』などの川本耕史。VFXスーパーバイザー、特殊メイクデザイン・特殊造形に『シン・仮面ライダー』の藤原カクセイ、VFXスーパーバイザーに『ゴジラ』シリーズの神谷誠ほか、日本のトップクリエイターが参加する。
解禁された予告編は、主人公の高校生タケシがヤンキー集団に暴行を受け、50万円を要求されるシーンから始まる。
タケシは金を工面するため、仲間のF1、アヤカとともにバイクの盗難を計画。ところが、盗み出す最中に、バイクの持ち主だと思われるマスクをした口裂け女に襲撃される。圧倒的な身体能力を誇る口裂け女と、タケシら高校生グループのバトルが始まる──。
映画『先生!口裂け女です!』は、7月7日より全国公開。
※キャスト&監督のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■木戸大聖(タケシ役)
今回、僕自身としては初の単独主演作品ということで、現場に入る前はプレッシャーをすごく感じていたんですが、現場に入ってしまえば凱やレイナちゃん、そして中元監督をはじめとするキャスト・スタッフの方々がすごく明るくフランクな方たちだったので、気負いしてた部分はすぐに吹き飛びました。ただ撮影期間がすごくタイトだったので朝早くから夜遅くまでの大変な撮影の日々で、特にトンネル内での口裂け女とのアクションシーンは深夜3時くらいまで撮ってたんですが、とにかく寒くてあそこのシーンは大変でしたね(笑)。ただその「タケシたち vs 口裂け女」の激闘はこの作品のストーリー的にも大きな展開をもたらす重要なシーンなので皆さん必見です!
■黒崎レイナ(アヤカ役)
金髪ヤンキー役、そして憧れのバイクに乗るという初めてづくしの作品でした。
同世代の役者が多く、活気ある現場で相談し合いながら築いたズッコケ3人組のような関係性がとても居心地よく楽しく撮影することができました。
本作はホラー要素の他に本格的なアクションやユーモアあるシーンも多数あり、まるでジェットコースターのような次に何が起こるかわからないワクワク感が楽しめる作品になっています。最恐の口裂け女と立ち向かうヤンキー3人組の行方を是非劇場で見守っていただけたらと思います。
■上野凱(F1役)
F1役の上野凱です。
『先生!口裂け女です!』本当にみなさんに見て欲しい作品です。
とにかく登場人物が可愛くて、愛せる、日本のヤンキー映画で1番かわいい自信があります。小さな事でも本気になれる気持ち、今の自分にあるかなと。
自分を信じる力みたいなものを思い出せた作品でもあります。
是非、みなさんにもご鑑賞頂き、あの頃を思い出してほしいです!
劇場で待ってます。
■屋敷紘子(口裂け女役)
青春は毎日がハイライトでありクライマックス。親友と大喧嘩しようもんならマジ万事休す! そんな青春ど真ん中ティーンエイジャーたちが口裂け女と出くわしたら……かつて見たことの無いエンターテイメント作品が生まれました。
ポップで甘く、レトロで軽妙。そこに登場する口裂け女は、きっと皆さんが知らない“口裂け女”だと思います。この映画との時間を楽しんでいただけたら、これ以上嬉しいことはありません。
■監督・ナカモトユウ
今からちょうど10年ぐらい前ですかね。私がね、地元の広島に住んでいた頃の話です。
私、オートバイが趣味でね。その日もブァーッと夜の田舎道を気持ちよく走っていたんですよ。すると向こうの方からヒッタヒッタ…と、マスクを着けた女が歩いてくるんですよね。直感で分かったんですよ。こいつ、この世のモノじゃない!と思った瞬間、意識がスーッと…気がついたらこの映画の監督をしていたんですよ。いやぁ…不思議なことってあるんですねぇ~。
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