週末に開催されたF1世界選手権イギリスGP。まさにレース開始前のシルバーストン・サーキットにて、ブラッド・ピットがF1 レーサーに扮するApple+の話題の新作の撮影が行われ、白いレーシングスーツに身を包んだブラッドの姿がキャッチされた。



【写真】レーシングスーツ&サングラス姿のかっこいいブラッド・ピット

 本作は『トップガン マーヴェリック』の監督ジョセフ・コシンスキーと脚本家アーレン・クルーガーが再びタッグを組み、ブラッドがF1レーサーを演じる注目の作品。同作ほか『アルマゲドン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などを手掛けたジェリー・ブラッカイマーが製作を手掛け、ブラッド自身とF1レーサーのルイス・ハミルトンも製作に参加する。

 Page Sixによると、現地時間7月9日、グランプリのレースの前に、ブラッドと共演のダムソン・イドリスが、ハミルトンやマックス・フェルスタッペンら本物のF1レーサーと共に撮影に参加した。

 ブラッドとダムソンが着る白いユニフォームには、架空のチーム名「APXGP」がデザインされ、「ヘイズ」「ピアース」と、それぞれの役名も記されている。

 シルバーストン・サーキットには、撮影用に架空のF1チーム「APXGP」のピットレーンガレージとピットウォールが、フェラーリとメルセデスの間に実際に作られ、ブラッドがスタントマンと共に、F1マシンの形状を模して改造されたF2マシンを走らせる姿もキャッチされた。

 また、この日は撮影への協力に感謝するため、ブラッドとコシンスキー監督がレース前のブリーフィングに参加。ハミルトンは、「僕が参加した中で最高のブリーフィングだった」と話していたという。

 ブラッドはSky Sportsのインタビューで、「自分が演じるのは90年代にレーサーとして活躍した男だ」とコメント。「引退を考えるような恐ろしい衝突事故を経験し、表舞台から消えていたが、違う形でレースに参加することになる」と説明。報道によると、ブラッドが演じるのは引退を撤回し、若手ドライバーのメンターとしてチームに関わり、最後の栄光を掴み取るF1レーサーという役どころだとされている。

 加えて、ハビエル・バルデムが、友人でもあるチームのオーナーを演じるという。低迷しているチームにダムソン演じる若き天才が現れ、ブラッド演じるソニー・ヘイズは「最後に大きな賭けに出ることになる」とのこと。


 実際のレース会場で撮影された迫力の映像にも期待が高まる。

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