玉山鉄二が主演を務める、『ルパン三世』シリーズの次元大介を主役にしたAmazon Original映画『次元大介』より、真木よう子、永瀬正敏、草笛光子らの出演が発表。併せて、クールなガンアクション満載の本予告、永瀬の撮り下ろしによるキャラクタービジュアル、共演キャストコメントが解禁された。
【動画】クールなガンアクション満載! Amazon Original映画『次元大介』予告
モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』は、50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇る漫画。1967年に原作漫画の連載が開始、1971年にはテレビアニメ第1シリーズ(PART1)の放送が開始されて以降、数多くのテレビスペシャルや劇場版が制作され、国民的作品として愛されている。
本作は、シリーズ最新作となる実写アクション映画。主人公は、ルパン三世の無二の相棒で早撃ち0.3秒の天才ガンマンである次元大介。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で、主人公のルパン三世に勝るとも劣らない人気を誇る次元大介役を、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(2014)でも同役を演じた玉山鉄二が担当。9年ぶりに再び次元大介としてカムバックを果たした。
次元のクールな魅力が詰まった赤松義正によるオリジナル脚本を元に、『探偵はBarにいる』『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』や、『相棒』シリーズを手がけてきた橋本一が監督を務める。
このたび、玉山の脇を固める共演キャストが発表。本作で次元は、一人の少女を救うために悪の組織の本拠地へと潜り込み、熾烈な銃撃戦を繰り広げる。そんな次元の敵となるのは、泥魚街のボスにして元殺し屋のアデル。国籍・年齢不詳の絶世の美女である一方、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つ美しくミステリアスなアデルを演じるのは、真木よう子。
アデルの組織に狙われる、悲しい過去から言葉を発することができなくなってしまった少女・オト役を、Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』でドラマ初出演を果たし注目を集めた子役・真木ことか。
さらに、擬態術を活かした殺し屋として名を馳せるアデルの右腕・川島武役を永瀬正敏。川島の恋人・瑠璃役を、近年多くの出演作で存在感を放っているさとうほなみ。
そして、本作の重要キャラクターの1人ともいえる、表向きはさびれた時計屋、裏社会では“世界一のガンスミス<銃職人>”と言われる矢口千春役を草笛光子が務める。
本予告は、長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じた次元が、千春の元を訪れるところから始まる。そんな次元に「何年も一緒にやってきた相棒だろ。もっと声を聞いてやりな」とアドバイスをする千春。改めて自身の相棒と向き合う機会を経て、次元は更なる進化を遂げたかのように華麗な身のこなしで飛び交う銃弾や爆撃を避けながら、たった一人で戦いに挑んでいく。
映像には次元のスピード感あふれる華麗なガンアクションや、アデル(真木)が車椅子を操りながら次元と対決する様子などが映し出され、最後はアニメーション作品『ルパン三世』で次元大介役を演じる声優・大塚明夫氏の声で締めくくられる。果たして次元は、アデルの元からオトを救い出すことができるのか。次元の活躍に期待が高まる、スリル満点の本予告に仕上がっている。
キャラクタービジュアルは、写真家としても活躍する川島役の永瀬が自ら撮影したもの。次元大介らしい大人の雰囲気と本作の世界観をまとった、モノクロのシックなビジュアルとなっている。
また、共演キャストコメントも到着。自身が演じる役柄について、真木は「今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました」と手応えをにじませる。
永瀬は「川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました」とコメント。草笛は「(千春は)自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました」と語っている。
Amazon Original映画『次元大介』は、10月13日よりPrime Videoにて世界同時配信。
共演キャストコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■真木よう子(アデル役)
今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました。皆さんが思っているよりも、より楽しめるエンターテインメントの作品になっていると思います。
■永瀬正敏(川島武役)
子どもの頃からずっと見てきた『ルパン三世』の次元大介が主人公の作品なので、お話をいただいたときは嬉しかったです。川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。
闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました。ぜひご覧ください。
■草笛光子(矢口千春役)
千春は、たった一人で商店街の時計屋を営んでいるのですが、地下に降りると銃職人という裏の顔を持っていて、とても魅力のある女性です。自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました。無事に私がその役を演じ切ることができたのか、ぜひ期待していて下さい。
■真木ことか(水沢オト役)
幼稚園の頃から『ルパン三世』は好きで、よく見ていました。オーディションでは、すごく不安な気持ちもあったのですが、出演が決まったことを聞いた時は本当に嬉しくて、泣いちゃいました。もう嬉しさ満開でした。やり遂げたと感じています、ぜひご覧ください。
■さとうほなみ(瑠璃役)
『ルパン三世』はわたしが生まれる前から人気のある名作、そして、「次元大介がかえってくる」これは心踊る言葉です。娼婦として生きる瑠璃にとって、互いに唯一心を許せる存在、川島との時間は儚くとても美しいものでした。
今作、すべてのキャラクターが濃ゆい! そしてそれぞれの関係性に心が揺さぶられます。是非、ご覧いただければと思います。
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