菅野美穂が主演する今夜21時スタートのドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)に、チョコレートプラネット長田庄平が出演。ヒロインの父・長田勝利役を演じる。



【写真】ゆりあ(菅野美穂)の生き様に大きな影響を与えた実の父・長田勝利(長田庄平)

 本作は、今年の第27回手塚治虫文化賞で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の同名漫画を初ドラマ化。かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロイン・ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い、みんなで意識不明状態となった夫の介護にいそしみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血のつながりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。

 主演・菅野は「この作品は奇想天外でありつつも、現代の家庭の問題を映している“いびつで、でもどこかほっとできるような温かいホームドラマ”。これ以上ない素敵なキャストの皆さんと毎日コツコツと丁寧に撮影できて、幸せ者だなと思いながら現場に通っております。見てくださった方に、何か心に残るものを届けられたら…と願いながら頑張って撮影しておりますので、ぜひご覧ください!」と声を弾ませる。

 本作の軸となるのは、どんなことが起こってもめげることなく、自分に恥じない自分でいようと踏ん張るヒロイン・ゆりあの生き様。菅野も「ゆりあさんは石のようにどっしり構えていて、どんなことにも揺るがない女性。『どうあるべきか』という生き方を貫いてきた彼女が、お話の中盤からは人間らしく、葛藤を抱えていくところもまた魅力的だなと感じています」と、愛情と尊敬の念をにじませる。

 そんなヒロイン・ゆりあの生き様に大きな影響を与えたのが、実の父・長田勝利。実は幼い頃に父から何度も聞かされてきた言葉こそが、今も“ゆりあの芯”となっており、ともすれば心が折れそうな波乱の人生へ突入した後も、かけがえのない大きな存在となる。

 本日放送の初回拡大スペシャルから、回想シーンにたびたび登場し、ゆりあを鼓舞するキーパーソン・長田勝利。
この心強い父を、チョコレートプラネットの長田庄平が演じることに。菅野も「ゆりあさんの実の父・長田勝利を、同じ名字であるチョコプラの長田さんが演じてくださるなんて…“運命の赤い糸”を感じました! とてもうれTです」と胸を躍らせた。

 「連続ドラマにちゃんとした役で出させていただくのが初めてなので緊張しました」という長田。しかし、役作りはバッチリ。「破天荒で突出している人格のようにも思えるが、実はものすごく平凡で泥臭く人間らしいキャラクターだと思いました。僕もごく平凡な人間のわりに、こういう非凡な世界で生きているので、そのギャップが勝利と逆の立場で共感できました」と、ゆりあの人格形成のカギを握る父に感情移入。劇中でも、ゆりあのみならず、視聴者の背中も力強く押してくれるキャラクターを見事に体現する。

 長田は「僕がどこでこの物語を動かしていくのか、はたまた全然動かさないのか…注目しながら見てください!」と、ちょっぴり思わせぶりに、視聴者へ呼びかける。はたして、踏ん張るおっさん主婦・ゆりあの芯を作った父・勝利の言葉、そして彼の人となりとは? 長田が心を込めて演じた“頼もしき父”―やがて明らかになる意外な顔(!?)からも目が離せない。

 木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』は、テレビ朝日系にて本日19日より毎週木曜21時放送(初回拡大スペシャル)。

 長田庄平のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■長田庄平(長田勝利役)

――『ゆりあ先生の赤い糸』へのご出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。


 連続ドラマにちゃんとした役で出させていただくのが初めてなので緊張しました。劇中で描かれる問題や葛藤は昔からあったと思いますが、“現代の許容と窮屈”の間で“人間の心理”を上手くポップに描いてる作品だと思いました。

――今回演じられる長田勝利の印象、ご自身との共通点を教えてください。

 破天荒で突出している人格のようにも思えるが、実はものすごく平凡で泥臭く人間らしいキャラクターだと思いました。僕もごく平凡な人間のわりに、こういう非凡な世界で生きているので、そのギャップが勝利と逆の立場で共感できました。

――本作のみどころを含め、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 非凡な日常生活を描いてますが、どこか共感できるところも多い作品だと思います。その中で、僕がどこでこの物語を動かしていくのか、はたまた全然動かさないのか…注目しながら見てください!

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