Kis‐My‐Ft2・千賀健永が今年5~6月に東京・表参道で開催した初個展「FiNGAiSM」(フィンガイズム)が、12月1日から台湾・台北市にて開催されることが決定した。
【写真】表参道で行われた千賀健永の初個展「FiNGAiSM」の様子
千賀は、幼少期から絵を描くことに興味があり、2020年のコロナ禍に本格的にiPadを用いたデジタルアートやアクリル絵の具を用いたドローイングを手掛け始めた。
初の個展開催に際しては、メンバーも背中を押してくれたこともありさらにアート創作に励み、オリジナルキャラクターである“FiNGAくん”を生み出した。ハンドサインを具現化したような形状のFiNGAくんは、千賀が振付をしている時、手や指先の動きをよく意識することから思い付いた。「誰もが人に見せたくない一面に、愛しさを感じる」という存在として生まれたFiNGAくん、自己を投影して見せたい部分でもあるかもしれない。
5月19日~6月4日まで表参道ヒルズ スペース オーで開催された初となる個展「FiNGAiSM」は、そんなオリジナルキャラクター“FiNGA(フィンガ)くん”をメインにした唯一無二の世界観やPOPな色彩感覚が好評を博した。そして今冬、バージョンアップした海外での個展・千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」が開催される。
Kis‐My‐Ft2として4年前に訪ねた台北に関して、千賀は「個展を海外でやるなら、まず台湾で」と強く思った。台北で開催される千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」は、表参道ヒルズ スペース オーで展示されたドローイング、4体の巨大フィギュア、60体以上のFiNGAくんフィギュアなどの作品以外にも、本格的に制作工程を勉強した成果を見せたスニーカーも。様々な素材を集めたリメイクスニーカーや、ゼロからオリジナルで作ったスニーカーなど、合計20足近くを展示する予定。
「アーティストとして、常にバージョンアップした姿を見せたい」という千賀は、作品自体やディティールへのこだわりに関して、「来てくれるお客さんに満足していただける展示を作り上げたい。作品への愛情を感じてもらえたら」と自信を見せた。
そして「ストリートファッションやアートに興味のある方なら、喜んでくれる展示になる」と宣言した千賀は、「台北展のために、たくさんのサプライズを用意したので、ぜひご来場ください!」とアピールした。
なお、表参道で開催した個展にて販売されたグッズについて、台北の個展会場・オンラインストアでの販売が決定。さらに、海外での個展を記念した新規アイテム(Tシャツ、アートカードなど)も登場する。新規アイテムについては、12月に日本国内での通信販売を予定。いずれも詳細は、「FiNGAiSM」公式サイト(日本版)にて。
千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」は、12月1日~10日まで台湾・台北華山1914 文化創意産業園區 西一館にて開催予定。
千賀のコメントは以下の通り。
<千賀健永コメント>
■千賀健永
千賀健永です。
この度、個展「FiNGAiSM」を台湾で開催させていただくことが決定しました。
日本では東京の表参道で初の個展をさせていただき、制作段階から海外での個展を目標としていました。このスピードで2回目、そして海外での個展が開催できること、嬉しく思います。
展示する作品は、絵画、ゼロから制作した靴、そして今回はNIKEのスニーカーにFiNGAiSMを取り入れたリメイクスニーカー、前回のFiNGAのフィギュア達に加え、新たな仲間達の新作のフィギュア、更に今回は皆様にFiNGAくんを好きになってもらうため、アニメーション映像を制作しています。
この活動はあくまでアイドルの僕の表情とは全く別の、僕のプライベートな領域です。
千賀健永