松本清張ドラマスペシャル、二夜連続放送が決定！　第一夜は後藤久美子×武井咲、第二夜は波瑠×木村佳乃が競演

2024年新春に放送される松本清張ドラマスペシャル（テレビ朝日系）の二夜連続放送が決定。第一夜は後藤久美子と武井咲がダブル主演する『顔』（1月3日21時）、第二夜は波瑠主演、木村佳乃共演の『ガラスの城』（1月4日21時）を放送する。【写真】武井咲、ドラマ『顔』出演を報告し美しいオフショに反響「最初はあわあわ！していましたね…」 2024年新春、テレビ朝日開局65周年記念番組として、豪華女優陣が競演する松本清張作品が二夜連続で全国放送。 第一夜『顔』（1月3日21時）では、実に30年ぶりとなる地上波ドラマ復帰を果たす後藤久美子、そして自身の代表作とも言える『黒革の手帖』以来の清張作品出演となる武井咲が、初共演にしてダブル主演に挑む。この美しき女優2人を迎え、これまで幾度となく実写化されてきた名作『顔』を、人気脚本家・浅野妙子の手で現代版へと大胆にアップデート。殺人を犯した覆面アーティストと殺人犯を目撃した弁護士による、追いつ追われつのサスペンスが展開していく。 武井が演じるのは、音楽界を席巻する覆面アーティスト、井野聖良。美しい顔と歌声を持ちながら、聖良が「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をするのには“ある理由”があった。それは、彼女が「殺人犯」だったから―。一方、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を唯一目撃していた人物が、後藤演じる石岡弓子。弓子は人権派の弁護士で、ある出来事をきっかけに聖良と再会することに。これをきっかけに、物語は激しく転がり始め…。 二転三転していくスリリングな展開と、女同士の極上のバトル。令和の「今」に相応しい、「今だからこそ」描けるテーマと人物設定で、誰もが知る名作を老若男女楽しめる至高のエンターテインメントドラマに仕上げた。 第二夜『ガラスの城』（1月4日21時）では、主演を清張作品への出演は今回が初となる波瑠、共演を過去に3本の清張作品に出演した木村佳乃が務める。波瑠と木村が共演するのは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』（2015～2016年）以来約8年ぶり。脚本は、人気脚本家・大森美香が担当。松本清張の傑作社会派ミステリーを、鮮やかな筆致によって繊細かつ大胆にドラマ化し、新風を吹き込む。 舞台となるのは、都心にそびえ立つガラス張りの高層ビルに拠点を構える大手商社。選りすぐりのエリートが集い、まさに壮麗な＜ガラスの城＞ともいうべき華やかさを放つ同社だが、その実態は、出世欲、名誉欲、支配欲、愛欲、承認欲求、自己顕示欲といった、複雑に絡み合った欲望が渦巻く迷宮だった。 エリート社員たちが風情あふれる修善寺で社員旅行に興じる中で起こった、部長が何者かに殺されるという社内殺人事件。地味な一般職・的場郁子（波瑠）と出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子（木村）という一見対照的な社員の2人は、それぞれ事件の真相を追い求め、独自捜査に乗り出す。ところがこの事件、あろうことか社内の誰もが怪しい、どこまでも闇深き事件で…。 次々とあぶり出されていく社内に巣食う猛烈な欲望の数々、そして、ほかでもない的場と三上のとんでもない秘密。さらに、図らずも誘発されていく、新たなる震撼の事件。やがて的場も警察にマークされるなど、一筋縄ではいかない謎と欲望が渦巻く中、驚愕の真相が白日のもとに晒される。決して他人事ではない、さまざまな職場の人間模様にも通じる欲望の数々が、清張作品らしく複雑に絡み合う極上のミステリー作品となっている。 2024年新春放送の松本清張ドラマスペシャル『顔』は1月3日21時、『ガラスの城』は1月4日21時よりテレビ朝日系にて放送。