臼田あさ美が主演を務め、剛力彩芽、山下幸輝らが共演するドラマ『夫婦の秘密』(BS‐TBS/毎週木曜23時)が、2024年1月4日より放送されることが決定した。

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 本作は、昨年好評を博したBS‐TBSの10月期ドラマ『サワコ~それは果てなき復讐』を手掛けた武井彩、蓼内健太のオリジナル脚本による、欺瞞に満ちた”愛憎・闇堕ち”ミステリー。

花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女店主、彼らを取り巻く人たちの一見幸せそうな日常とは裏腹にダークサイドを描いていく。

 誰もが笑顔、まるで春の木漏れ日のようなあたたかく平和な街。花屋「リリアス」を営む野山穂花(臼田)は、6歳年下の夫・野山雅道(豊田裕大)と充実した新婚生活を送っている。「お互いの過去は詮索せず、今を大事にしよう」と誓って2人は結婚。雅道はリリアスの従業員として穂花の仕事を手伝う、優しく頼りになる最高のパートナーだ。

 このまま2人の幸せな日々が永遠に続いていくと思われたある日、穂花のもとに届いた「あなたの夫の秘密を知っています」と書かれた差出人不明の手紙をきっかけに、夫婦の秘密が次第に暴かれて行く…。


 穂花は雅道に対して不信感を募らせ、近所のカフェ「ルルド」オーナー・植村翠(剛力)や、花屋「リリアス」でアルバイトとして働く三枝朱音(桃月なしこ)など、雅道の周囲にいる女性に対して嫉妬や疑念の感情を抱き始め、徐々に心が崩壊していく。

 そんな穂花を雅道の親友である栗原蒼太(古川毅)や、翠のカフェで働く小野寺真白(山下幸輝)が気に掛ける中、穂花の周りでは不穏な出来事が次々と巻き起こる。それぞれが抱える”闇”が複雑に絡み合い、衝撃の事実が次第に明らかになっていく。それぞれが抱える“闇”と“本当の姿”とは? 差し出し人不明の手紙を出したのは誰なのか? “闇”が生み出す嫉妬や疑念の感情。それらはやがて、裏切りや復讐、略奪へと変わっていく。

 主演・臼田あさ美は、オリジナル脚本の連続ドラマで主演を務めるのは初めてとなる。
臼田が演じるのは、花屋「リリアス」の店主・野山穂花。穂花は年下の夫と小さな花屋を経営し、幸せな生活を送っていたが、一通の手紙がきっかけとなり、夫の行動に不信感を抱くようになる。次第に崩壊してゆく穂花の心情と秘められた過去、表と裏とで違う人物である穂花という難しい役柄を演じる。

 主人公・野山穂花を演じる臼田は、「『夫婦の秘密』で主人公の野山穂花役を演じることになりました。次から次へと襲い掛かる不穏な空気、不信感、トラウマ…。夫の本当の姿、妻の本当の姿…。
真実とは?と台本を読んでいても頭がぐわんぐわんしてしまう、”愛憎・闇堕ち“ミステリーです。最後の最後まで、飽きのこない作品になってるのではないでしょうか」とコメントを寄せる。

 その臼田とドラマ初共演となるのが、BS民放の連続ドラマ初出演の剛力彩芽。連続ドラマに出演するのも22年1月以来、約2年ぶりとなる。剛力は、臼田が演じる穂花の友人でカフェ「ルルド」のオーナーでもある植村翠役。一見とても幸せそうな翠の抱える現実、ストレス、その美しい外見とは裏腹のねじれた感情を表現豊かに演じる。


 植村翠役の剛力は、「久しぶりに連ドラに出演させていただきます。とても緊張していますが、同時にワクワクもしています。“本当の顔”…。みなさん、自分の本当の顔をちゃんと知っていますか? そして、大切な人の本当の顔を見ていますか? どんな結末になるのか…。私もドキドキしながら撮影しております」と話している。

 また、穂花の6歳年下の夫・野山雅道役には、「メンズノンノ」の人気モデルで俳優の豊田裕大。
「ルルド」で無口なバリスタを務める小野寺真白役に、今秋主演映画が公開されるなど、俳優としてブレイク中の山下幸輝。雅道の親友・栗原蒼太役に、人気ダンス・ボーカルユニットSUPER★DRAGONの古川毅。「リリアス」でアルバイトをするフリーカメラマンの三枝朱音役に、モデル・コスプレイヤー・俳優とマルチに活躍し、SNSの総フォロワー数が100万人を超える桃月なしこ。ドラマ中盤まで正体不明の黒岩涼介役を、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のサルブラザー役で人気を博した別府由来が演じる。

 ドラマ『夫婦の秘密』(全10話)は、BS‐TBS、BS‐TBS 4Kにて2024年1月4日より毎週木曜23時放送。

 キャスト、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。


<コメント全文>

■臼田あさ美(野山穂花役)

 『夫婦の秘密』で主人公の野山穂花役を演じることになりました。次から次へと襲い掛かる不穏な空気、不信感、トラウマ…。夫の本当の姿、妻の本当の姿…。真実とは?と台本を読んでいても頭がぐわんぐわんしてしまう ”愛憎・闇堕ち“ミステリーです。最後の最後まで、飽きのこない作品になってるのではないでしょうか。

■剛力彩芽(植村翠役)

 久しぶりに連ドラに出演させていただきます。とても緊張していますが、同時にワクワクもしています。“本当の顔”…。みなさん、自分の本当の顔をちゃんと知っていますか? そして、大切な人の本当の顔を見ていますか? どんな結末になるのか…。私もドキドキしながら撮影しております。皆さんに、緊張感やドキドキを味わっていただきながら、何か大切な想いを感じていただけるように頑張りたいです!

■豊田裕大(野山雅道役)

 夫婦って1番近い他人で、だからこそお互い秘密を抱えている事もあると思います。でも、僕の演じる野山雅道はそれすらも包み込む大きな愛情を持っている人だと思うので、丁寧に演じていきたいです。視聴者の皆さんにも感じて頂けたら嬉しいです。また僕自身、結婚している役は初めてなので、臼田さんとの「夫婦の形」を作っていけることが今から楽しみです。

■山下幸輝(小野寺真白役)

 僕が演じる小野寺真白は何を考えているのか読めない、言葉に感情が乗っていないような、近寄りがたい空気を放っているバリスタ店員です。彼にもある“本当の顔”を丁寧に演じていきたいと思い、日々撮影に精進しております。彼がお客様に出すコーヒーのような浅いようで深いミステリアスで絶妙な1杯を視聴者の皆さんにも提供させていただきます。

■古川毅(栗原蒼太役)

 栗原蒼太という役を通して、どんな感情になるのか。お話を頂いた段階から現在進行形で、少しの怖さとワクワクが交錯している日々です。“信じる”という事がとても難しいテーマに感じる物語ですが、自分自身を、そして素敵なキャストの皆さんを信じて、丁寧に演じていければと思います。登場人物1人1人の魅力や背景、それらが織りなす人間のカオス、『夫婦の秘密』を、ぜひお楽しみに。

■桃月なしこ(三枝朱音役)

 お話を頂いた時から、凄く面白くなる予感がし、そんな作品に携われることにワクワクしております。私が演じる朱音は明るくおしゃべりで、時には空気の読めない発言をしますが、とても可愛らしいキャラクターです。ですが、今作は登場人物全員が“裏の顔”を持っているということで、そんな朱音にどんな“裏の顔”があるのか、ぜひ注目して見ていただけたら嬉しいです。私自身も今まで演じたことのない役柄で、不安や緊張もありますが、朱音の“表の顔”、“裏の顔”を演じ分けられるように頑張っていきたいです。

■プロデューサー・有我健(BS‐TBS)

 「表」の自分と「裏」の自分。この作品は一見複雑にも感じますが、人の心を丁寧に紡ぎ、人間が持つ感情の本質を表現しています。それは、ドラマだけではなく、現実の世界でも日常的に存在していて、きっと視聴者の皆さまも共感できるところがあるのではないでしょうか。

 また、“愛”という言葉もこの作品を表現するにふさわしい言葉の一つです。“恋愛”の意味合いだけではなく、人と人の間に生じる様々な「愛」が、ストーリーのポイントになっていきます。

 骨太なオリジナルストーリーに、臼田あさ美さんをはじめ、実力派俳優や気鋭の若手俳優が結集してくださいました。新年早々に、BS‐TBSがお届けする『愛憎・闇堕ちミステリー』にご期待ください。