シソンヌ・じろうが主演するドラマ『心霊内科医 稲生知性』のセカンドシーズンが、フジテレビにて12月26日より4夜連続で放送されることが決まった。

【写真】シソンヌ・じろう、再び“心霊内科医”に! クールな白衣姿

 本作は、じろう演じる“心霊内科医”稲生知性が事件の謎を解決する心霊ミステリードラマ。

3月に4夜連続で放送された前シーズンは、レギュラー枠ではない深夜の単発ドラマとしては異例の見逃し配信約70万再生(4話合計/ビデオリサーチ調べ)を記録した。

 クールだがどこか抜けている、怨霊が見える“心霊内科医”稲生知性を、前シーズンがドラマ初主演となったじろうが引き続き演じる。また、じろう以外のレギュラーキャストの続投も決定。稲生に患者を紹介する同級生の精神科医・中岡俊子は伊勢佳世、「稲生心療内科」の受付係・小池志摩子は平田敦子、稲生の助手・高橋守役は歌舞伎俳優中村鶴松が演じる。そして、主題歌も前作で話題となったサカナクションの「フレンドリー」に決まった。

 前シーズンでは稲生知性(じろう)が数々の死の謎を解き明かしていく中で、ラストに助手である高橋守(中村鶴松)が“怨霊”であることが明かされたが、今シーズンでは、“なぜ高橋は死んだのか?”、“誰に殺されたのか?”、そして、“高橋が怨霊になった背景とは?”が描かれ、稲生と患者である人間と怨霊との激しい三つどもえの心理戦が繰り広げられる。


 都内にある古いビルの中に、「稲生心療内科」という古びた看板が掲げられた診療所がある。診療所の主の名は稲生知性。医師免許を持った立派な心療内科医だが、稲生の元には、原因不明の身体の不調に悩む患者が訪れる。患者を連れてくるのは、稲生の医学部時代の同期で精神科医の中岡俊子(伊勢佳世)。中岡は、自らが経営する心療内科クリニックに訪れる患者の中で、自分の手には負えない患者を稲生の元へ案内するのだ。

 稲生は人とは違う能力を持っている。
それは「患者に取りついた怨霊が見え、会話ができる」というもの。稲生が患者を診察するとすぐそこに怨霊の姿が現れる。身体の不調は怨霊がその患者に取りつき、霊障を起こしていたことが原因だった。“心霊内科医”である稲生知性の診察方法は、人間と怨霊、両方に対する、徹底的な問診である。なぜ取りついたのか?または、なぜ取りつかれたのか? 原因は人間、または怨霊どちらかにある。

 怨霊が取りつくには、必ず理由がある。
しかし問題なのは、人間も怨霊も、本当のことを言っているとは限らないことだ。怨霊はこの患者に殺されたと訴える。しかし患者に聞くと殺してなどいないと無実を訴える。うそをついているのは人間か?それとも怨霊か?まるで刑事か探偵か弁護士のように患者と怨霊、双方の言い分を聞いて、どちらがうそをついているのか暴き、真相を突き止めていく。

 ドラマ『心霊内科医 稲生知性2』は、フジテレビ(関東ローカル)にて、第1夜12月26日24時25分、第2夜12月27日24時5分、第3夜12月28日24時50分、第4夜12月29日24時55分放送。