WOWOW開局30周年記念プロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』の第4弾となる『アクターズ・ショート・フィルム4』の製作が決定。各作品の監督を、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンが務めることが発表され、それぞれのコメントも到着した。

千葉が同プロジェクトに参加するのは第2弾以来2回目、残りの3人は監督に挑戦するのは今回が初となる。

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 本プロジェクトは、予算・撮影日数など同条件で俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作し、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカスアワードを目指すもの。

 このたび、第4弾の監督4名が決定。千葉雄大は同プロジェクト初となる二作目の挑戦。第2弾で挑んだ前作『あんた』は、主演の伊藤沙莉が「SSFF&ASIA 2022」でベストアクターアワードを受賞、カナダのバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルにもノミネートされるなど快挙を達成しており、今回も期待が高まる。

 続く3名は監督初挑戦。
一児の母でもあり、現在はYouTubeチャンネルやアパレルブランドのプロデュースまでも手掛ける仲里依紗。2011年のデビュー以来ドラマや映画、舞台で幅広く活躍、今年は念願の海外進出を果たし、来年1月には主演ドラマ『アイのない恋人たち』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の放送を控える福士蒼汰。俳優として数々の映画やミュージカルに出演し、スティーヴン・スピルバーグ監督作でハリウッドにも進出、歌手としてもメジャーデビューを果たすなど、多方面で活躍している森崎ウィン。

 本作への参加について、千葉は「二度目ということで、慣れたかと思いきや、生み出す大変さは変わらずありました。でも、前回ご一緒したスタッフのみなさまも多く、助けていただきながら楽しく撮影できたと思います。脚本もまた書かせていただけましたし、素敵なキャストのみなさまにもご参加いただけたので、続報楽しみにしていただけたら幸いです」とメッセージ。


 仲は「私にはまったくご縁の無いお仕事かと思っていましたが、まさかのお話をいただき、挑ませていただくことになった映画監督。監督業はもちろん、原案を考えることも初めての経験だったので、スタッフの皆さんとの打合せは毎回緊張しながら臨んでいました。そして考えるだけではなく、文字を形にしていく作業や、イメージを具体化していく行程が本当に難しかったです」と述懐。

 続けて「そんな中で、わたしがずっっっと大好きな方、お仕事をご一緒させていただきたいと思った方々をキャスティングできたことがとてもうれしくて、今回の初挑戦における大きなパワーとなりました。監督ってここまで確認することがあるんだなあ…と毎回驚き、これからはより一層、監督の仰ることは全部聞こうと思いました!」と充実感たっぷりに語った。

 福士は「いつか挑戦できればと思ったこともある監督業でしたが、その大変さを近くで見てきたせいか、いつの間にか気持ちが離れていたように思います。
しかし今回お話しをいただき、今しかない!と自分を奮い立たせて、監督を務めるほか、脚本の執筆にも臨みました」と明かす。

 そして「監督という立場で見る現場は新しい景色ばかりでしたが、心を1つに作品を作り上げることの感動を知り、貴重な経験になったと心から感謝しています。役者と演出の調和により増していく深みや、ほんの少しのアングルの違いで変わる伝わり方など、様々な気付きを得ることができました。みなさんに支えていただいたおかげで、初監督ながら自分らしく演出できたかと思います」と手応えをにじませた。

 森崎は「ずっと待ってました!『アクターズ・ショート・フィルム』!参加したくて仕方なかったのですが、今回叶って本当に嬉しいです!ずっと作りたかったミュージカル映画!思うがまま作ってみました!携わってくださったスタッフの皆様、作品にご出演をしてくださったエキストラさんを含むキャストの皆様、本当感謝しております。ご視聴される皆様の元に届く日が待ち遠しいです。
是非よろしくお願いします」と喜びいっぱいに語っている。

 『アクターズ・ショート・フィルム4』は、WOWOWにて2024年放送・配信。