奈緒と木梨憲武がダブル主演を務める1月15日スタートのドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の初回ゲストとして、菊池亜希子と近藤公園が出演することが発表された。助産院で“新しい命”を迎える夫婦を演じる。
【写真】菊池亜希子&近藤公園が新しい命を迎える夫婦を熱演
本作は、“3ヵ月後に結婚する娘”と“3ヵ月後にこの世を去る父”が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3ヵ月間を描いた、ハートフル・ホームドラマ。脚本は福田靖によるオリジナル作品。演出には松本佳奈、穐山茉由が参加。福田が描くシリアスとコミカルが同居した世界観で繰り広げる、笑いと感動に満ちた物語を立体的に描いていく。
今回出演が発表された菊池と近藤が演じるのは、瞳(奈緒)が勤める杉村助産院で、10年待ち望んだ出産を迎えることになる草野夫婦。菊池が演じる妻・草野朋美は、助産院での分べんを選択し、初めての出産に漠然とした不安を抱えていたが、瞳(奈緒)、節子(小林聡美)、愛理(影山優佳)ら助産院の面々に支えられながら、あたたかな空間で新しい命の誕生と向き合っていく。
そんな朋美の近くで、優しく声をかけたり、背中をさすったり…そばにいることしかできないからこそ、必死に励ます夫・草野誠一郎を近藤が演じる。
朋美の出産シーンの撮影では、リアルを追求し、新生児も参加。痛みで顔をゆがめながら苦しむ朋美と、朋美を必死にサポートする夫・助産院チームの熱演で、緊張感が漂っていた。しかし撮影終了後は一転、出産シーンという山場を乗り越えられたことを皆がたたえ合い、笑顔あふれる写真が撮影された。
菊池は、「喜びや期待が大きければ大きいほど、不安な気持ちも同じだけ膨らんでいく。身に覚えのある感情を手繰り寄せながら夫役の近藤公園さんと共に手を取り合って全力で演じられたこと、とてもいい経験でした」と撮影を振り返り、近藤も「旧知の菊池亜希子さんとの夫婦役だったので、安心して思いっきり『妻推し』することが出来ました(笑)」とコメントを寄せた。
ドラマ『春になったら』は、カンテレ・フジテレビ系にて1月15日より毎週月曜22時放送(初回15分拡大)。
※コメント全文は以下の通り
<コメント全文>
◆菊池亜希子
結婚10年目にしてようやく子供を授かった妊婦、草野朋美を演じさせていただきました。喜びや期待が大きければ大きいほど、不安な気持ちも同じだけ膨らんでいく。身に覚えのある感情を手繰り寄せながら夫役の近藤公園さんと共に手を取り合って全力で演じられたこと、とてもいい経験でした。「赤ちゃんが生まれる瞬間は特別だけど、日常の一部」と節子先生は仰っていたけれど、杉村助産院の分娩室は本当に温かな巣のような空間で、あの場所での時間を思い出すだけで胸がいっぱいになります。旅立つ命と生まれる命。そこに生まれる感情は真逆のように見えるけど、どこかでぐるりと繋がっているような気がします。
◆近藤公園
昨秋に奈緒ちゃんと舞台でご一緒しまして、この作品のことを聞き「うわぁ、それは良さそうだな~」と思っていたので、お話を頂いて思わず「やった!」と呟いてしまいました。シリアスな中にもユーモア溢れる脚本に、出演者やスタッフもご縁を感じる方が多く、和やかな現場の雰囲気が本当に心地よかったです。旧知の菊池亜希子さんとの夫婦役だったので、安心して思いっきり「妻推し」することが出来ました(笑)そして、個人的に自分の経験では叶えられなかったことを追体験させて頂き、とても感動しました。
必ずや素敵な作品になると、期待しています!