アカデミー賞の司会として名前が挙がるも、過去のSNS投稿が問題となり、辞退した経験のあるケヴィン・ハート。今後もオスカーの司会を務めることはないと、改めて言及した。



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 ケヴィンはアカデミー賞のホストに指名された2019年、ツイッター(現X)やスタンダップコメディの舞台で発言していた、10年前の反同性愛的なコメントの数々が掘り起こされ、非難が集中。謝罪するとともに、司会を辞退した経緯がある。

 この度Sky Newsのインタビューでケヴィンは、「期待されているとしても、今すぐ打ち破りたいね。司会はコメディアン向きじゃない。オスカーもゴールデン・グローブも、全部そう。今やもう、コメディアンに優しい環境じゃないんだ」とコメント。

 「たくさんのパーソナリティが司会を務めた年があったけれど、あれは正解だった。とても良かった。場面ごとに別人が責任をもって務めたよね。コメディアンが会場を沸かせた時代は終わったんだ」と述べた。

 そして、クリス・ロックやビリー・クリスタル、ティナ・フェイやエイミー・ポーラー、リッキー・ジャーヴェイスなど、授賞式でホストを務めてきたコメディアンを称え、「昔とは違う、コメディアンというだけでプレッシャーがありすぎる。ジョークとそうでないことにも注目が集まる。
すごく難しいよ」と現状を嘆いた。

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