テレビアニメ『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』が、7月より放送されることが決定。

メインキャストとなる“悶デレ悪の参謀”こと「ミラ」を小野友樹が、“薄幸魔法少女”こと「深森白夜」を中原麻衣が演じることが発表され、コメントが到着した。また、キャラクターデザインを務める飯塚晴子描き下ろしのティザービジュアルも解禁された。

【写真】ミラ役の小野友樹、深森白夜役の中原麻衣

 月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)にて2013年から2015年まで連載されていたロマンチックラブコメディ作品をアニメ化。原作は『妖狐×僕SS』(いぬぼくシークレットサービス)などの人気作品でも知られる漫画家・藤原ここあ。世界を滅ぼさんとしている悪の参謀・ミラと、世界を守るために戦う魔法少女・深森白夜(みもり・びゃくや)が主人公だが、ミラが白夜に一目ボレをしてしまい、敵対するはずが愛してしまう…。そんな2人の“殺し愛(あ)わない”日々がコミカルに可愛く描かれ、その世界観で読者を魅了した。


 藤原ここあが2015年に急逝し原作は絶筆となったが、原作連載開始から10周年を迎えた昨年11月にボンズがアニメーション制作を手掛けテレビアニメ化が発表されると、Xでの日本トレンド第1位を獲得。今もなお多くのファンから愛されている人気作品だ。

 そんな本作のテレビ放送時期が7月に決定。“悶デレ悪の参謀”こと「ミラ」を小野友樹が、“薄幸魔法少女”こと「深森白夜」を中原麻衣が演じる。

 小野と中原は2015年に発売された本作のドラマCDでも同役の声を務めており、約9年の時を経て、再びキャラクターに命を吹き込む。

 小野は「2015年に発売されたドラマCDに出演させて頂き、9年の歳月と様々な方の想いを経て、この度のアニメ化。
再び参加させて頂けることを、心から嬉しく思います。いま改めて演じさせて頂いても感じる、作品の温かさ、クスッと笑っちゃう面白さ。収録の日々を楽しませて頂いております。藤原ここあ先生に、届きますように」とコメント。

 中原は「ドラマCDから9年という月日を経てのアニメ化! そして、また白夜ちゃんを演じることができてとても嬉しいです! アフレコにあたって、久しぶりに原作を読み返してみたのですが、あの頃感じたまま色褪せず、本当に面白い作品です。この世界観がアニメーションでどのようになるのか、楽しみで仕方ありません! ぜひ応援していただけると嬉しいです!」と言葉を寄せている。


 また、キャラクターデザインを務める飯塚晴子描き下ろしのティザービジュアルも解禁に。原作コミックス第1巻の装丁を彷彿とさせる美麗イラストは、ミラと白夜の衝撃の出愛(あ)いの瞬間が描かれたもの。飯塚は、『妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)』がテレビアニメ化された際にもキャラクターデザインを担当しており、先立ってのスタッフ情報解禁では「いぬぼくのアニメから約10年。再び藤原ここあ先生の作品に携わることになるとは思ってもみませんでした」と、驚きと喜びの声を寄せている。

 なおテレビアニメ公式サイトでは、ティザービジュアルを使用したスマホ壁紙もプレゼント中。

 テレビアニメ『かつて魔法少女と悪は敵対していた。
』は、7月放送開始。