アニメ『名探偵コナン』の劇場版27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(2024年4月12日公開)に、大泉洋がゲスト声優として出演することが発表された。

【写真】大泉洋演じるキーパーソン・川添善久

 原作コミックスは104巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、テレビアニメシリーズも放送1000回を超えるなど、勢いがとどまることを知らない『名探偵コナン』。

今年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新するという前代未聞の偉業を達成した。

 今回の舞台は、北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が…。なぜビッグジュエルと呼ばれる宝石を追い求めるキッドが函館にある刀を狙うのか? 犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて…。恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーがいよいよ開幕!

 この度、劇場版のキーパーソンを演じるゲスト声優が解禁。北海道警捜査一課の刑事・川添善久役として、北海道が誇る大スター・大泉洋の出演が決定した。大泉は今回のオファーを受けて「いつも『名探偵コナン』が公開になるとものすごい興行成績で、いつまで経っても(動員ランキング)1位が『コナン』なんですよね。ですから、同時期に公開すると私の映画がなかなか上位に食い込めない、苦々しい思いで『コナン』のことは思っていましたけど…(笑)、自分が出るってことになるとこんな心強い映画はないなという風に思いました」とぼやきを入れつつも、年々勢いを増す『名探偵コナン』へゲスト声優として参加することへの喜びを滲ませました。さらに、出身地の北海道が舞台ということについては「常に北海道をアピールしたい人間にとっては、あのコナンが北海道、そして函館を舞台にしてくれるっていうのは、北海道人としてすごく嬉しかったです。北海道が舞台の映画だったら、基本僕全部出たいんですよ(笑)」と北海道愛に溢れたコメントも交えつつ、北海道を舞台にした本作に無事にキャスティングされて安堵した様子を見せていた。

 また、今回大泉が演じる川添善久は、一見ドジで残念な刑事という憎めないキャラクターながら、函館にまつわるお宝の伝説や宝を狙う容疑者の裏事情にやけに詳しい情報通な一面も持ち合わせるというつかみどころのない役どころ。大泉も「私がやるだけあってドジなところもあったりして頼りないところもあるんですけど、でも格好いいところもあったりするんです。
できる奴なのかできない奴なのか分からないような…僕に近い役だと思います」と親近感を覚えた様子で、「私がどれだけの活躍をするのか早く観てほしいです! コナンから怪盗キッドまで私が全員捕まえます(笑)! 楽しみにしてください!」と、大泉節満載のしゃべりで自身が演じる川添の活躍ぶりをアピールした。

 劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、2024年4月12日より全国公開。

 大泉洋・プロデューサーからのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■大泉洋

この度、「川添善久」役でゲスト声優として出演させていただくことになりました。
函館が舞台ということで常に北海道をアピールしたい私にとっては、あのコナンが函館を舞台にしてくれるっていうのは、北海道人としてすごく嬉しかったです。
そして、ゲスト声優としてオファーをいただけたことは大変光栄に思っております。
「川添善久」という刑事は、私がやるだけあってドジなところもあったりして頼りないところもありつつ、でも格好いいところもあったりするんです。できる奴なのかできない奴なのか分からないような…私に近い役だと思います。
私がどれだけの活躍をするのか早く観てほしいです! 全員逮捕してやろうと!
コナンから怪盗キッドまで私が全員捕まえます(笑)! 楽しみにしてください!

■プロデューサー:近藤秀峰・汐口武史・岡田悠平による起用理由コメント

舞台は北海道。一見ドジで残念な刑事だが、重要な情報を握っていたりする憎めないキャラクター。
これは大泉洋さんにお願いするしかない! という思いでした。
道民の皆様のみならず、全国の方々が「北海道が生んだスター」だと認識している大泉さんに、今作に参加頂けることを大変うれしく思います。

「名探偵コナン×大泉洋」で、映画館はもちろん、北海道、日本中を盛り上げていきたいと思います!

編集部おすすめ