3月23日・24日の2日間にわたって東京ビッグサイトにて行われていた、世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」。23日には、会場内BLUEステージでテレビアニメ『ポケットモンスター』のスペシャルステージが開催。
【写真】テレビアニメ『ポケットモンスター』スペシャルステージに登壇したキャスト陣のソロショット
不思議なペンダントを持つパルデア地方出身の少女・リコと、謎のモンスターボールを持つカントー地方出身の少年・ロイをW主人公とした、新たな物語が紡がれている本作。この新たなテレビアニメ『ポケモン』のキャスト陣が集うイベントは、今回が初めて。「どんな感じになるのか……」と少し不安そうな表情を浮かべていたキャスト陣だが、大勢が集まり、さらに好きなポケモンのぬいぐるみを振ってアピールするファンの姿に笑顔を浮かべる。
そんな和やかな雰囲気の中、トークパートがスタート。『ポケモン』の大きなテーマとなっている「成長」「仲間」「バトル」についてトークを繰り広げていくことに。
「成長」といえば、やはりリコ、ロイ、ドット。3人の成長を象徴する第16話「クワッスとなら、できるよ」のワンシーンがスクリーンに流れる。初めて3人が共闘した回で、「守られてばかりだったリコが、“私も戦う!”と言うのが嬉しかったです」と演じる鈴木自身もリコの成長を感じたと語る。
そして他キャストが「ドットはすごかった!」と語るように、一番顕著だったのがドットの成長。青山は「人生初めてのバトル。知識ではわかっていたけど、“知識だけじゃダメなんだ。
また青山は、自身も『アニポケ』の現場で成長を感じているという。「こういった長期のレギュラー作品は初めて。毎週出会いや別れ、成長があり、ドットと同じ歩みを自分も感じています」と言うと、マードック役の三宅が「大きくなって……!」と感動をあらわにする。マードックにとってドットは姪っ子にあたるが、三宅にとっての青山も同じ事務所の後輩。そういった関係性もあり、三宅は青山の成長に嬉しさを覚えているのだ。
続いてのトークテーマ「仲間」では、第21話「ひとりぼっちのミブリム」でのオリオとマードックのワンシーンを紹介。喧嘩をしていた2人が、「仲良しナマコブシ」といって握手をするシーンなのだが、実はこれは三宅のアドリブ。収録前、佐倉に「ちょっと協力してもらっていいかな」と話しかけた三宅。そこでこのダジャレを提案すると、佐倉は「是非乗っからせてください!」とノリノリでOKしたと言う。
その後、オリオとモリーが握手するシーンもあり、真堂も乗っかって再び「仲良しナマコブシ」を。
最後のトークテーマ「バトル」では、第25話「闇夜の強敵」から、フリードとアメジオの3度目のバトルシーンをピックアップ。そのシーンについて堀江が「アメジオはこんなに本気なのに、フリードにあしらわれている感じがする(笑)」と言うと、八代は「旅をずっと続けてきたからバトルの経験もあるし、ポケモン博士として知識も豊富なので、彼の言動には余裕があることが多いと感じます。ただ、3度目の戦いではアメジオの意思・信念を認めざるを得ないと思っているのではないでしょうか。」と戦いを重ねて心境は変化していると思いを明かした。
また第44話「レックウザ捕獲計画」でのフリードとスピネルのバトルシーンも紹介されると、古川はアフレコの際に受けた印象的なディレクションを告白。「“ポケモンに指示をするのではなく、一緒に戦ってほしい”とディレクションを受けて、なるほどと思いました。前回は遠隔でポケモンに指示を出していたので、今回はスピネルの本気度が出ていたのでは」と振り返った。
4月12日から新章「テラスタルデビュー」編に突入する『アニポケ』において、その「バトル」が重要になってくるそう。ここで、パルデア地方の四天王のキャストが解禁に。チリ役は斎賀みつき、ポピー役は高岸美里亜、アオキ役は鳥海浩輔、ハッサク役は置鮎龍太郎が演じることが発表となった。
最後に、キャストを代表して鈴木からメッセージ。「長い歴史がある『アニポケ』で、新シリーズに出演することはプレッシャーでした。
テレビアニメ『ポケットモンスター』は毎週金曜18時55分からテレ東系にて放送中。
※一部地域では放送日時が異なります。
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