中村ゆりかと生駒里奈がW主演で初共演するドラマ『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(カンテレ、DMM TV)の主題歌に、LOVE PSYCHEDELICOの書き下ろし新曲が決定。また、追加キャストとして猪塚健太、水上京香、河邑ミク、納谷健、鈴木ゆうか、宮地真緒の出演が発表された。
【写真】『社内処刑人』追加キャストを切り取った場面写真
本作は、地味で内向的な派遣社員・浅見ほのか(生駒)が、謎の美女・深瀬のぞみ(中村)の入社と同時に社内で多発する、まるでパワハラを粛清するような怪事件の真相を追う、先が読めない復讐エンターテインメントドラマ。原作は、世の中のさまざまな女性たちの生きざまに問題提起する社会派“ヒューマン”コミック誌「ストーリーな女たち ブラック」(ぶんか社)にて連載中のタナカトモ・つかさき有による同名コミックス。
この度、本作の主題歌に決定した「Forgive me not」は、ドラマの世界観に寄り添ったLOVE PSYCHEDELICOの書き下ろし楽曲。4月18日0時25分放送の第1話本編で初公開となる。LOVE PSYCHEDELICOは、「この曲『Forgive me not』が物語の一部となって皆さんのもとに届くことを嬉しく思います。物語と重なりあうストリングスの響きとバンドサウンドの融合をお楽しみください」とコメントを寄せた。
また、追加キャストとして猪塚健太、水上京香、河邑ミク、納谷健、鈴木ゆうか、宮地真緒の出演が決定した。のぞみとほのかの勤務先・白馬不動産で頻発する怪事件の鍵を握る6人を演じる。
猪塚が演じるのは、のぞみとほのかの勤務先である白馬不動産のビッグクライアント・副島陽太(そえじま・ようた)。一見陽気でチャラそうだが、本心が見えづらい謎多き男だ。のぞみと密会を重ねており、ほのかが知らないのぞみの裏側について何かをうかがわせては、ほのかの心をかき乱す。
水上が演じるのは、白馬不動産の正社員・早川(はやかわ)うらら。
河邑が演じるのは、白馬不動産の正社員・矢野恵子(やの・けいこ)。うららとよく一緒に行動しており、職場でほのかをいいようにこき使い、無駄話に花を咲かせている。美しく優秀な新入りであるのぞみをねたみ、うららと結託して追い出そうとする。
納谷が演じるのは、白馬不動産で発生する事件を担当する刑事・青田正義(あおた・まさよし)。不審な事件が相次ぐ社内に隠された真実を暴こうと、ほのかたちのもとを足しげく訪れ、捜査に打ち込む。
鈴木が演じるのは、1児の母である峰岸英子(みねぎし・えいこ)。白馬不動産の過去に何らかの関わりがある謎の女性だ。
宮地が演じるのは、のぞみとほのかが働く営業部の部長・冴木雅代(さえき・まさよ)。男性中心の古い体質の会社で管理職まで昇りつめた、女性キャリアの草分け的存在で、女性社員のよき理解者。
それぞれの思惑でのぞみとほのかに近づく関係者たち。はたして彼らは、ほのかを真相に導く者か、社内に不幸を呼び込む悪女・のぞみの犠牲者か、あるいは―。
ドラマ『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』は、カンテレ(関西ローカル)にて4月18日より毎週木曜24時25分放送、DMM TVにて独占配信。
※キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■副島陽太役・猪塚健太
最初に作品のタイトルを教えてもらったときにビビビっと来て、役柄も聞く前に「やります」と答えました。副島は、本音と普段のぞみやほのかと接している仮面を被っている部分にギャップがあるので、そこを楽しみながら、仮面を被っている部分は好き放題やらせてもらっています。最初はチャラチャラした印象を受けると思いますが、後半に行くにつれて“何だこの行動は? 何だあの表情は?”と、気になる部分がちょっとずつ見えてきて、チャラいなと思っていた部分さえも意味があったんじゃないかと思えてくる、謎多き深いキャラになっているので、楽しんでもらいたいです。原作に近いものにしようと心がけていますが、原作を読んだうえで脚本とすり合わせて、のぞみやほのかには出せない、ドラマとしての要の部分を担ったほうがいいと感じたので、原作よりも何割か増しで面白い部分を出せるように足しています。のぞみから始まって、事件がまた次の事件に繋がり、周りの人間が巻き込まれていく、最後の最後までどうなっていくかわからない復讐エンターテイメントとして皆さんに楽しんでいただきたいです。
■早川うらら役・水上京香
うららは作品の中でも異質なキャラクターなので、足並みをそろえようとせずに、あえて浮いたまま演じるように心がけています。うららは人に対して態度をコロコロ変える人物。
■矢野恵子役・河邑ミク
人間は第一印象が肝心だと言いますが、矢野恵子は第一印象が最悪(笑)。でも、出てくるたびにどこか憎めない部分がちらほら見えてきます。共演者の方にも「矢野さんはなんか憎めない」と言っていただくことが多く、視聴者の方にもそこを楽しんでいただければと思います。シリアスなシーンも多いので、矢野が出ているシーンはほっとできるようなタイミングになればと思います。セットで登場するシーンが多いうらら役の水上京香さんとは、朝ドラ『わろてんか』(NHK)で共演した以来でしたが、初見の感じであいさつに行ったら京香さんが覚えていてくれて「お久しぶりです」と返してくれて、変わらない関係性を築けています。普段はお笑い芸人としてライブに出ているので、他の俳優さんより声が大きかったみたいで、音声さんに苦労をかけてしまいました(笑)。放送では声量をいい感じに調整してもらえていると思うので、白熱しているところを見てほしいです。
■青田正義役・納谷健
『猪又進と8人の喪女~私の初めてもらってください~』でお世話になった石田プロデューサーとまたご一緒できるということで、何でもやります精神で有り難く引き受けさせていただきました! 刑事の役は初めてだったのでそれも嬉しかったです。普段は舞台でのお仕事が多く、培った経験を活かせればと私なりに挑ませていただきました。青田正義は、名前から溢れるように、正義感が全て、と言いますか、言動につかみどころがないように見えてまっすぐ一本気な刑事です。と言った手前恥ずかしいですが、僕も似たところがあるなと思います。とても愛せる役です。1話から目が離せない展開と、徐々に暴かれる真相、シリアスなだけじゃない作風が本作の見どころです。楽しみに追っていただけますと幸いです。
■峰岸英子役・鈴木ゆうか
サスペンス要素のある復讐エンターテイメントというジャンルが、自分が参加する上で新しいジャンルだったのでワクワクしました。原作マンガを読んで、すごくドキドキしたので、皆さんと上手に表現していけたらいいなと思います。
■冴木雅代役・宮地真緒
冴木雅代は、キャリアウーマンで女性社員の味方でもある営業部長の役です。オファーをいただき、率直に、できる上司に見えると思っていただいてうれしかったです。イメージの中の「こういう部長がいたらいいな」という人、特に女性に頼ってもらえるような上司になれるように頑張っています。原作を膨らませて、漫画のコマ割りの中にいないときに冴木がどういう顔をしていたのか想像しながら役を作っています。冴木はいい部長ですが、少し壊れてネジが外れている部分がたまにあるのがおもしろいんです。その匙加減を皆さんとご相談させてもらいながらバランスを見て演じています。