田中泯新田真剣佑が親子役で初共演する、ディズニープラス「スター」にて4月24日から独占配信されるドラマ『フクロウと呼ばれた男』より、大神龍太郎の華麗なる一族、総理大臣ら物語の重要人物が勢ぞろいする本編映像が解禁された。

【動画】田中泯、新田真剣佑らが演じる大神家の面々が集う豪華誕生日パーティーシーン

 本作は、国家の裏側・タブーに切り込んだ社会派政治ドラマ。

あらゆるスキャンダルやセンセーショナルな事件を時にもみ消し、時に明るみにさらして解決してきた国家の黒幕である“フクロウ”こと大神龍太郎役を田中、ダークヒーローさながら「道筋を正すため」と暗躍を繰り返す父親に反して、対極な生き方で「正義」を掲げる大神龍役を新田が演じる。

 大神家と親交の深かった次期総理候補の息子が謎の死を遂げ、龍太郎は国家の裏側から、龍は真正面から、政界に潜む巨悪の正体へと近づいていく。金、名声、女、権力…あらゆる欲がうごめく世界で、それぞれがたどり着いた衝撃の結末とは? 

 4月24日の配信に先立ち、田中演じる国家の黒幕“フクロウ”こと大神龍太郎の古希を祝うパーティーの一部始終が明らかに。本作の1話で登場するこちらのシーンは、ホテルのパーティー会場のきらびやかな部屋に、大神家一族と黒いスーツを身にまとった政治家や財界人と思わしき人々らが集まっている。そこに突如現れた内閣総理大臣(原田美枝子)は、誕生日の祝辞を述べ乾杯のあいさつをすると、ものの数分で去っていく。分刻みの多忙なスケジュールの総理がわざわざ出向くことに、参加者たちが驚く様子はなく、むしろ「総理大臣の椅子は大神さんあってのことだからな」と、総理を動かすほどの人物であることに納得しているようだ。


 今回解禁となった映像では、笑顔の家族写真の裏に隠れた大神家の家族関係が垣間見える。「父さん、おめでとう」という掛け声で登場したのは、大神家の次男・大神龍(新田)。「帰国の挨拶は?」とやんわりと叱る龍太郎の問いに笑みを浮かべながら、「ごめんなさい、ただいま帰りました」と答え、龍が現れることで一家全員が駆け集まって喜ぶ姿が収められている。どんな大きな事件もスキャンダルも裏でコントロールしてきた龍太郎が、プライベートの場面ではどのように家族と向き合っているか、龍太郎が率いる大神家の関係性はもちろん、龍に対する家族らの“特別扱い”感も感じ取れるシーンだ。

 このシーンの後、表向きの華麗さとは裏腹の微妙な大神家の家族関係も徐々に交差していく。龍太郎の強大な権力はどう変化していくのか、龍太郎と龍の親子関係はどう物語を展開させていくのか。


 ドラマ『フクロウと呼ばれた男』(全10話)は、ディズニープラス「スター」で4月24日に1~5話、5月1日に6話~7話、5月8日に8~10話を独占配信。