昨年からレッドカーペットのトレンドになっているカットアウトドレス。体を覆う布の一部をカットし、肌見せするデザインは、さまざまな露出範囲で楽しむことができる。

今回はカットアウトドレスを着て登場したセレブたちをご紹介!

【写真】かなり布面積少ない人も セレブたちのカットアウトドレス姿をチェック!

■ローデス・レオン、大胆不敵な黒のボディスーツ

 マドンナの長女でモデルとして活動するローデス・レオン。2023年の「ミュグレー×H&M」コレクションのローンチイベントでは、同コレクションより全身にカットアウトが施された黒のボディスーツを着用した。クロスしたホルターネックの下は上半身あらわにカットアウトされ、腰から足元にかけてはスパイラル状に布が切り抜かれ、肌を覆う面積はかなり少な目。普段から露出度の高いファッションを好むローデスだが、その大胆不敵さはやはりマドンナ譲り⁉

■エマ・ストーン、シースルー+カットアウトでおしゃれ度アップ

 オスカー女優のエマ・ストーンは、昨今流行りのシースルーにカットアウトを取り入れたドレスで登場。ニューヨーク近代美術館での映画『憐れみの3章』プレミアには、ルイ・ヴィトンのボートネックドレスをチョイス。センター部分を除いてほぼ全身が透けるデザインで、床まで届く水玉模様のレース生地が流れるように仕立てられている。黒のストラップヒールを合わせ、つま先までエレガントにまとめつつ、お腹と腰のカットアウトがさらにおしゃれ度をアップ!

■タイラ、カットアウト+大胆スリットで豪華に着こなし

 南アフリカ出身のブレイク中の歌手タイラ。6月のBETアワードには、首元からおへその位置までキーホール型にカットアウトされた、存在感抜群のヴェルサーチェのヴィンテージ・ドレスで登場した。開いた背中や太ももの高さまで切り込まれた大きなスリットが特徴的で、イヤリングからブレスレットまで、合計70カラット、23万ドル相当のジュエリーを身に着けた豪華なルックだった。

■ジェニファー・ロペス、驚きの両サイドカットアウト

 8月にベン・アフレックとの離婚を申請したジェニファー・ロペス。直後の9月には、トロント国際映画祭のレッドカーペットに、まばゆいシルバーのスパンコールガウンで登場した。輝くドレスに目を奪われるが、横を向くとあっと驚き!両サイドが完全にカットされ、大ぶりの黒いベルベットリボンだけで前と後ろを留めるデザイン。
大胆な肌見せルックは、重い夏を乗り越えたJLOの解放感を表現していた⁉

■ゼンデイヤ、黄金のカットアウトドレスで視線を釘付け

 毎回スタイリングが注目されるゼンデイヤ。ロックの殿堂入りを果たしたシェールを祝う式典では、ゴールドのカットアウトドレスで視線を独占した。1972年のシェールのアイコニックなドレスを再現したもので、バストをクロスデザインで覆い、腰骨あたりまで大胆にカットアウト。引き締まったウエストを細いストラップで交差してつなぎ、シアーな素材でキラキラと輝きをプラス。デュア・リパのインスタグラムでは、シェールと並んで元気いっぱいにポーズする姿が話題に。

■ケンダル・ジェンナー、物議を醸したドレスから大人なカットアウトへ

 2021年、友人の結婚式にひし形カットアウトのかなり露出度高めのドレスで出席し大論争を巻き起こしたケンダル・ジェンナー。それから約3年、10月のアカデミー映画博物館ガラでは、胸元にエレガントなカットアウトが施されたスキャパレリのドレスで登場。ブロンドのヘアをレトロなカールで仕上げ、まるでマリリン・モンローのようなルックが「完璧」「ゴージャス」と絶賛された。

 セレブたちが自らの個性や大胆なスタイルを表現する手段として、欠かせない存在になっているカットアウトドレス。時にはその大胆すぎるデザインが人々を騒然とさせ、賛否両論を巻き起こすこともあるが、それこそがファッションの醍醐味。次のレッドカーペットでも新たな驚きが待っていることを期待したい。

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