女優ジェーン・バーキンの娘、写真家のケイト・バリーが死去
ジェーン・バーキンと幼い頃のケイト（左）とシャルロット（右）(C) AFLO 画像（1枚）
　女優・歌手のジェーン・バーキンと作曲家ジョン・バリーの娘で写真家のケイト・バリーが死去した。享年46歳。
パリの自宅アパート外の舗道の上に倒れていたという。

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　英The Guardian紙によると、現地時間12月11日18時半頃、ケイトの遺体がパリ16区の自宅アパート外の舗道で発見されたという。4階の自室の窓から落ちたと伝えられているが、事故か自殺か、詳細は不明。ケイトの自宅の鍵は中から施錠されており、室内には抗うつ剤が見つかったと報じられおり、警察が現在、調査を進めているそうだ。

　ケイトは英「Vogue」誌やThe Sunday Times紙などで写真家として活躍。若い頃には、アルコールと薬物の依存症で長年治療を受けていたが、1994年にフランスで依存症に苦しむ人のための無料治療クリニックを設立。その2年後の1996年に写真家としてのキャリアをスタートさせたという。2000年には初の展覧会を東京文化村ギャラリーで開催。今年4月から5月に開催された『京都グラフィー　国際写真フェスティバル』にも作品を出展していた。

　ジェーンはケイトを出産後間もなく、ケイトの父親であるジョンと破局。ケイトはジェーンとセルジュ・ゲンズブールとの間の娘で女優のシャルット・ゲンズブールと共に育てられた。ケイトの父親ジョンは映画『007』シリーズや『愛と悲しみの果て』（86）などの作曲家として知られる映画音楽家で2011年に死去している。
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