俳優のいしだ壱成が、ABEMA NEWSチャンネルで配信中のニュース番組『ABEMAエンタメ』に登場。番組では、現在いしだが精力的に行っている舞台の仕事に同行した。
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楽屋では一座のムードメーカーとして率先して共演者とコミュニケーションをとり、板の上では感情むき出しの演技で観客を引き込んだ。
舞台のほかにも、いしだは自身の俳優活動で培ってきたものを後進に教えるワークショップを意欲的に開催。演技のメソッドだけではなく、“役者としての生き方”を受講生に伝える時間を設けると、いしだは「『自分を大切にして欲しい』というのが僕はあって。自分のマイナスになるような役は出来ればやらないで欲しいし、自分のイメージは大切にして欲しいな。1回色がつくと、なかなか変わらないから」と真剣な眼差しで訴えた。
「自分を大切に」と語ったいしだは、誹謗中傷に心を痛めたことを振り返り、カメラの前で当時の心境を赤裸々に吐露した。野島伸司脚本のドラマで活躍し、売れっ子俳優として活躍したのち、30代になるとバラエティー番組でも引っ張りだこに。しかし、いしだは葛藤を抱えていたようで、「バラエティー番組で『ハゲで気持ち悪い』キャラクターに設定されることが多くなり、どこの現場に行っても『ハゲ』『キモイ』と言われているうちに精神的にだんだん壊れていってしまって…」と俯き、「3度目の結婚で奥さんになる人が24歳年下と報じられると、行き過ぎた誹謗中傷がSNSに2万件ぐらいきて。怖くて部屋から出られなくなった」と打ち明け、「これはいよいよ芸能界を辞めるか。芸能界で食っていくのは無理だから、諦めよう。就職して“普通の人”になろう」と決意したことを告白した。
移住先の石川県では、ハローワークでの職探しを経験。
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