映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノが監督を務めると報じられていたDCコミック『サージェント・ロック(Sgt. Rock)』の映画化企画がお蔵入りとなったようだ。
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本作は、第二次世界大戦を舞台にしたヒーロー映画。
Varityによると、お蔵入りとなった理由は、クリエイティブ面ではなく、スケジュールの問題とのこと。イギリスで屋外ロケをするためには、夏に撮影を開始する必要があったものの、間に合わなかった。スタジオは、2026年に持ち越すことを視野に入れているが、グァダニーノ監督の参加は不明だそう。
サージェント・ロックは、1959年、第二次世界大戦中にナチスと戦うイージー・カンパニーを指揮するアメリカ陸軍下士官としてコミックに初登場し、優秀な兵士で、第二次大戦の英雄として描かれる。グァダニーノとクリツケスは本作を、古典的なスーパーヒーロー映画ではなく、歴史アドベンチャー映画として計画しており、ガンとサフランも2人の企画に惹かれてゴーサインを出したという。企画が完全に立ち消えた訳ではないようだが、グァダニーノ監督が参加できないとなると、話が違ってきそうだ。