イタリア、両シチリア王国のマリア・カロリーナ王女(21)が、バイクで頭から壁に衝突する大事故に遭い、「命があって幸運」というほどの重傷を負ったそうだ。

【写真】けがをした姿がなんとも痛々しい

 現地時間5月28日水曜日、マリア・カロリーナ王女がインスタグラムを更新し、バイク用のヘルメットをかぶってポーズを取る写真とともに、病院のベッドに横たわるショットを公開。

首にサポーターを付け、モニターに繋がれてベッドに横たわる様子や、頭にコードを何本も付けて治療を受ける、衝撃的な姿をシェアした。

 キャプションには、「命があって信じられないほど幸運です。バイク走行中に頭から壁に衝突し、集中治療室で蘇生されました。生き延びることが出来たのは、奇跡に他なりません」と説明が書かれている。

 「バイクはパワフルでスリリングですが、同時に容赦ない乗り物だということを、これまで以上に認識した今、皆さんに私の経験をシェアしたいと思いました。どうか安全運転を心がけてください。保護服、特にきちんとしたヘルメットを身に着けてください。ヘルメットが私の命を救ってくれました」と続け、治療にあたったプランセス・グラース総合病院の医療チームと、応急処置を手掛けた救急隊員に感謝を述べて締めくくった。

 Peopleによると、マリア・カロリーナ王女は、かつて南イタリアを治めていたブルボン王家、両シチリア王国の君主の子孫に当たり、現在は仏パリとモナコ・モンテカルロ、伊ローマを行き来しながら、ソーシャライトとして活動しているそうだ。先日は、南仏で開催されたカンヌ国際映画祭に出席し、その様子をインスタグラムにて公開。また今週はじめには、モナコグランプリを訪れた様子を公開しており、その数日後にモナコで事故に遭ったものと見られる。

引用:「Princess Maria Carolina di Borbone delle Due Sicilie」インスタグラム(@carolinadebourbon)

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