ブラッド・ピットが主演する映画『F1/エフワン』より、日本語吹替版追加キャストが発表。『トップガン マーヴェリック』製作陣で送る本作に、同作出演声優が集結した。

併せて、ルーキー・ジョシュアの吹替を担当するSixTONES・森本慎太郎が本作を“体感“し大熱狂する姿を収めた特別予告、6月1日に実施された「ぶっちぎれイベント」のダイジェスト映像も到着した。

【動画】SixTONES・森本慎太郎が熱狂! 映画『F1/エフワン』SPOT“リアル体感”編

 『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ本作は、F1(R)の全面バックアップのもと制作。F1グランプリと同じロゴを映画ロゴに使用し、世界各国の本物のサーキットで映画史上類を見ない規模の撮影を敢行した。出演者たちも数ヵ月の厳しいトレーニングを積み、F1カーを実際に操縦するなど限界までリアルを追求している。

 本作の日本語吹替版キャストとして、伝説の元カリスマF1レーサー ソニー(ブラッド・ピット)役に“ブラピ公認声優”の堀内賢雄、ソニーとぶつかり合うチームメイトでルーキーのジョシュア(ダムソン・イドリス)役に森本慎太郎(SixTONES)、ソニーをレースに呼び戻すチームの代表ルーベン(ハビエル・バルデム)役に大塚明夫、チームを支えるテクニカル・ディレクター、ケイト(ケリー・コンドン)役に佐古真弓が出演。

 6月1日に行われた本作の「ぶっちぎれイベント」では、『トップガン マーヴェリック』ほか数々トム・クルーズ出演作品で日本語版吹替を務め、トム公認声優としても広く知られる森川智之が、物語の鍵を握るピーター(トビアス・メンジーズ)役の吹替を担当していることも明らかに。本作が『トップガン マーヴェリック』と同じ監督&プロデューサー作品であることから、ゆかりの深いキャスティングにも注目が集まっている。

 そんな日本語吹替版声優から、このたび追加キャストが発表。決定したのは、映画『トップガン マーヴェリック』で吹替を担当したキャストたちだ。

 ジョシュアの母で息子をサポートするバーナデット役には、本田貴子。中堅レースエンジニアのリコ(ジョセフ・バルデラマ)役には、三宅健太。若手レースエンジニアのヒュー(ウィル・メリック)役には、内田雄馬。
物語の重要なカギを握るピーター(トビアス・メンジーズ)役を担当するのは、森川智之。

 さらに、ジョシュアの陽気なマネージャー・キャッシュマン(サムソン・ケイオ)役には、木村昴。ピットクルーの頼れるベテラン・ドッジ役には、杉村憲司。成長過程のピットクルー若手メンバー・ジョディ役には、内田真礼。ソニーが参加するデイトナ24時間レースのチームオーナー、チップ(シェー・ウィガム)役を、加瀬康之が演じる。

 併せて、ブラピ(ソニー)と対決するルーキー役で吹替声優を務める森本が映画の迫力に興奮し、超高速“体感”エンタメである本作を全力でプッシュする予告“リアル体感”も解禁。

 猛スピードでサーキットを駆け抜けるF1の迫力には「時速300kmで走っている感覚」「心臓を掴まれた」と大興奮の様子で、主人公ソニーを演じるブラッド・ピットについては「ブラピってかっこいいんだな」とたまらない様子で語る森本。ブラッドらキャスト本人が過酷なトレーニングを積んで本物のF1マシンを自ら操縦し、実際にレースが行われるサーキットで撮影を行うなど、製作陣がこだわり抜いた“本物”志向を存分に味わえる本作について、「全部リアルで全部楽しい! 映画館行くべきですよ、マジで!」と話すなど、森本の興奮冷めやらぬ姿が印象的な予告編に仕上がっている。

 また、6月1日に実施された本作の「ぶっちぎれイベント」のダイジェスト映像も到着。本イベントでは、ジョシュア役の森本、ピーター役の森川、そして映画コメンテーターのLiLiCoが登壇。吹替に挑んだ森本は「普通は体験できない、観ることのできない景色が広がっていて、疑似体験できるのが大きな魅力」、森川は「これぞブラピファンが見たかったブラピが見られるはず! みなさんが期待しているブラピがの魅力が、この作品の中でダダ漏れ状態、すべて見られると思います!」と語り、アフレコ中も気持ちの昂ぶりをおさえられないほどに、本作の魅力を感じとっていたことを明かす。

 さらに、本作の注目ポイントの一つ「超高速“体感”エンターテインメント」を肌で体感してもらうべく、3人がF1マシンの風速をイメージした強風を体当たりで受け止めるリアル体験に挑戦。
激しい風圧を真正面から浴び続け、ハイテンションかつ満面の笑みで、“体感”エンタメの魅力を全身でアピールしている。

 映画『F1/エフワン』は、6月27日より全国公開。

 森川智之、本田貴子、木村昴、杉村憲司、内田真礼、内田雄馬、三宅健太、加瀬康之のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■森川智之(ピーター役)

 アフレコ収録はF1ファンの私にとって至福の時でした。なぜならホンモノの映像が目の前に飛び込んできたからです。

 この作品はキャスト自ら本物のF1に乗り込み操縦するだけでなく、F1にかける者たちの熱い情熱と感動のドラマになっています。是非、この迫力の映像を劇場の大きなスクリーンで体感してもらいたいと思います。

■本田貴子(バーナデッド役)

 最初から最後まで熱くなりっぱなしの作品でした。もちろん見所はリアルアクションの大迫力レースなのですが、他チームのライバルを描かずにこんなに面白い物語になるんだと、魅せ方にうなりました。ソニーの登場シーンは顔がニヤけます。皆さまと一緒に盛り上がりたいです。是非ご覧ください。


■木村昴(キャッシュマン役)

 この映画は“観る”というより“乗る”という表現の方が合っているかもしれません。ここ最近見た中でぶっちぎりに熱い映画でした。レースシーンがとにかくリアルで、まるで自分がハンドルを握っているかのような感覚を味わえます。
ぜひ日本語吹き替え版にご乗車ください!

■杉村憲司(ドッジ役)

 ピットクルーのドッジ役の吹替を担当しました。驚きました。F1のピットインってすごく速いんですね。3秒くらいでタイヤ交換やっちゃうんです。信じられないスピード。なのでピットクルーの僕も、喋ったかと思ったら、信じられないスピードでいなくなります(笑)。短いピットインのシーンでも、ひと言ひと言に想いを込めて喋りました。レーサーも最高にかっこいいけど、レーサーを支えるチームプレーも最高にカッコいい!

 ジョセフ・コシンスキーさんが監督ということで、『トップガン マーヴェリック』にも負けず劣らず、大迫力の映像です! この映像を惜しみなく味わうのに、字幕を目で追うのはもったいない。「吹替」で、映像をフルに楽しんでください。
そして、吹き替え版のスタッフ・キャストのチームプレーも楽しんでいただけますと幸いです。是非、劇場で、この作品の素晴らしさを最大限にご堪能ください!

■内田真礼(ジョディ役)

 自分がまるで操縦しているかのような、こわいくらいの没入感に圧倒されました。緊張感のある仲間たちの会話にも刺激されながら、収録を進めることができました。サーキット上での楽しさも、大変さも、沢山の魅力がつまった作品です。是非、劇場でご覧ください!

■内田雄馬(ヒュー役)

 高速の世界に大変興奮してしまった内田です。幼いころ、とにかく大きくて動きのはやいものが好きでした。そんな自分にとって、車というのはまさに憧れの存在。夢のマシンでした。

 今回のテーマはF1。サーキットの中をぶっちぎりのスピードで走り抜け、一瞬の攻防に息を飲む…その瞬間の興奮は言葉に言い表せないものです。皆様にも、ぜひ劇場で体験していただきたいです。

■三宅健太(リコ役)

 今回映画『F1/エフワン』でリコの吹き替えを担当しております、三宅健太です。


 大空を音速で飛翔するロマンがあれば、陸上でコーナーギリギリを攻めるロマンもある。今回の映画『F1/エフワン』は、陸上のロマンに命がけで挑む、まさにギリギリを背負った人間たちの物語。サーキットで繰り広げられる地上のドッグファイト、是非お楽しみください!

■加瀬康之(チップ役)

 空でもお世話になりましたが、地上でもお世話になりましたw 冒頭のデイトナレース 某ゲームでよく走ってるコースw 収録中もワクワクしながら収録しました。映像もまさに本物のレースそのもので、とても興奮しました。F1の映像もとにかくすごいです! この映画でF1ファンやモータースポーツファンが増えると嬉しいなぁと思います。

編集部おすすめ