DCスタジオのトップに就任し、新生DCUの指揮を執っているジェームズ・ガンが、ワンダーウーマンの有力候補を匂わせたようだ。
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Varietyによると、ガンが最近、Extra とのインタビューで、『サラリーマン・バトル・ロワイアル』(2016)でタッグを組んだアドリア・アルホナについて、「僕はアドリアをインスタグラムでフォローしているんだけれど、『ガンが彼女をフォローしたということは、彼女がワンダーウーマンということか』とみんなが思ったらしいんだ」とコメント。
ガンは現地時間6月10日に公開されたEntertainment Weeklyのインタビューで、ワンダーウーマンの故郷セミッシラを舞台にしたHBOのドラマシリーズ『パラダイス・ロスト』とは別に、ワンダーウーマンを主人公にした新作長編映画が始動し、脚本執筆中であること明かしていた。
ワンダーウーマンは、ガル・ガドット主演で単独映画2作品『ワンダーウーマン』(2017)と『ワンダーウーマン 1984』(2020)が公開され、『ジャスティス・リーグ』、『ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット』、『ザ・フラッシュ』にも登場したが、ガンとピーター・サフランの新計画のもと、新しい俳優の起用が予定されている。
アドリアは、ドラマ『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』などに出演したのち、『パシフィック・リム: アップライジング』や『6アンダーグラウンド』、『モービウス』、『ヒットマン』、ドラマ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』といった話題作に続々出演しており、このところ注目を集めている。
なお、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOデヴィッド・ザスラフは、今年はじめに行われた同社の投資家向けイベントで、今後のDCUではスーパーマンとスーパーガール、バットマン、ワンダーウーマンの4キャラクターを主軸にする旨を説明していたが、ガンもこれを認め、「この4キャラクターが全てとは言いませんが、私たちにとって重要なのは確かです。現段階で、そのうち2キャラクターについては満足していますので、残りの2キャラクターについてこれから対応していくところです」と語っていた。