ドラマ版『ハリー・ポッター』撮影のワーナー撮影所、子役のために学校設立
ドラマ版『ハリー・ポッター』撮影のワーナー撮影所、子役のために学校設立 画像（1枚）

　撮影開始が報じられたドラマ版『ハリー・ポッター』。撮影を行うイギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンに、子役のために学校が設立されることが分かった。



【写真】ドラマ版『ハリー・ポッター』、3万件の応募の中からハリー＆ロン、ハーマイオニー役が決定

　BBCによると、この度撮影所が、今後10年間にわたり、移動式の建物数棟を学校施設として使用する許可を、スリー・リバーズ地区議会から得たそうだ。計画書には、シリーズ名について具体的に触れられていないものの、「今後8年から10年、この撮影所を拠点とする重要な新テレビシリーズ」と書かれているそう、

　平日の午前5時半から午後9時半まで開校し、若い俳優たちが夜間撮影や再撮影、ロケ撮影の合間に学習することが出来る。群衆シーンの撮影時など、ピーク時には最大で600人の生徒が利用できるように計画され、通常は150人程度の生徒が利用する予定だという。

　J.K.ローリングによる児童小説『ハリー・ポッター』シリーズは、魔法使いの少年ハリー・ポッターを主人公に、悪の魔法使いヴォルデモートとの闘いが描かれる。ドラマシリーズでは、全7巻からなる原作1巻につき1シーズンかけて描き、長期間のシリーズとすることで、より原作に忠実に描かれるとされる。HBOは昨年秋に公開募集を開始し、3万件を超える応募の中から、ハリー・ポッター役にドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー・グレンジャー役にアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役にアラステア・スタウトを抜擢したことを発表。ほかにも数多くの若い俳優が出演することが決まっている。

　報道によると、シーズン1の撮影は現地時間7月14日に、ワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで始まり、2026年春まで続く見込み。2027年にHBOとHBO Maxで放送・配信される。

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