ホラー映画「死霊館」シリーズなどでも取り上げられている呪われた人形アナベル。この人形とともに全米各地の心霊スポットを回る「デビルズ・オン・ザ・ラン・ツアー」の開催先で、ツアー主催者の超常現象研究家ダン・リベラさんが突然亡くなるという悲劇が起きた。



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 TMZによると、リベラさんが亡くなったのは、ツアーで米ペンシルバニア州ゲティスバーグを訪れていた現地時間7月13日。同地は南北戦争で激しい戦いがあった地で、心霊スポットとしても知られているそうだ。リベラさんは、13日朝に体調悪化を訴え、ホテルの部屋で休んだが、後に同僚が様子を見に行ったところ、すでに息を引き取っていたそうだ。正式な検死結果が出るまでには数ヶ月かかるとみられる。

 「デビルズ・オン・ザ・ラン・ツアー」を主催するニューイングランド心霊研究協会は声明で、「彼の死に心を痛め、いまだ受け入れようとしている最中です。ダンは、自分の経験をシェアし、超常現象について人々を啓蒙することに強い信念を抱いていました。彼の優しさと情熱は、彼を知る皆に感動を与えました。この困難な時に、皆さんのご支援と優しい心に感謝します」と述べた。

 2013年のホラー映画『死霊館』とシリーズ作品で広く知られるようになったアナベル人形は、1970年にある母親が趣味の店で初めて購入し、コネチカット州に住む看護学生の娘に贈られたことが分かっている。映画にも登場する心霊研究家のウォーレン夫妻は、この人形を最初に調査し、「悪魔に取りつかれた」存在であると主張した。なお、ニューイングランド心霊研究協会では、この後もツアーは続行すると発表している。

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