『ファンタスティック4』待望の第一作(ファースト・ステップ)にして、過去シリーズや他のマーベル作品の予備知識ゼロで1から楽しめるドラマチック・アクション超大作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が25日にいよいよ日米同時公開。宇宙ミッション中の事故で特殊能力を得た4人のヒーロー・チーム“ファンタスティック4”を描く本作では、惑星を食い尽くす規格外の敵“宇宙神ギャラクタス”が注目を集めている。
【動画】宇宙神ギャラクタスの新事実が判明した、先日公開された『ファンタスティック4』予告
“ファンタスティック4”は、異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で“最強”を超えた唯一無二のヒーローチーム。天才科学者であり、チームのリーダー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティックは、身体がゴムのように伸縮自在となる能力と卓越した知性と発明の才能を持つ、チームのリーダー的な存在。リードのパートナーであるスー・ストーム/インビジブル・ウーマンは、身体を透明化する能力の持ち主で、チームの精神的支柱としてメンバーを支えるしっかり者。スーの弟、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチは、全身を炎に包み、高速で空を飛ぶことができる、若く陽気なチームのムードメーカー的存在。そして、リードの親友で、岩のような強固な身体を持つベン・グリム/ザ・シングは、たぐいまれなる怪力の持ち主。
そんな特殊能力を持つ4名で構成された彼らは、ニューヨークのバクスター・ビルに拠点を置き、時には“家族”、時にはヒーローチーム“ファンタスティック4”として活躍している。世界中で愛され、強い絆で結ばれた彼ら“家族”だが、実はリードのパートナー、スーは妊娠しており間もなく新たな命が誕生しようとしていた。しかしそんなところに襲来したのが、惑星を食い尽くす規格外の敵”宇宙神ギャラクタス”だ。
ギャラクタスは1960年代のマーベルコミックスでファンタスティック4と共に初登場した、圧倒的な力で星々を崩壊させ、そのエネルギーを糧とする巨人。コミックスでは“最強中の最強”とされる敵でキャラクターのファンも多く、ゲーム『MARVEL VS.CAPCOM 3』ではラスボスとして登場し、プレイヤーを握りつぶす、とてつもないパワーを持つ。
『ハリー・ポッター』シリーズのラルフ・アイネソンが演じる本作のギャラクタスは、圧倒的な力で星々を崩壊させ、そのエネルギーを糧としており、次なる惑星として地球に襲来する。
本作の監督を務める、オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』を担当したマット・シャクマンは好きな悪役を聞かれると「大好きな悪役はたくさんいます。モールマンやドクター・ドゥームはもちろん。 ギャラクタスもそうだし、シルバー・サーファーは時に悪役であり、時に友人でもあります」と語っており、ギャラクタスはお気に入りの悪役キャラだという。
さらに「ファンタスティック4にはたくさんの素晴らしい悪役が登場します。マーベルの素晴らしいキャラクターの多くは、初期の“ファンタスティック4”から生まれたのです」と話し、マーベルのヒーローチームの原点となる作品で描かれてきた長く愛されるキャラクターたちが映画でどのような活躍を魅せてくれるのか、期待が高まる。
さらに先日公開された予告では、ギャラクタスがファンタスティック4のリードとスーのもとに生まれたばかりの子を狙っているということが判明。子を差し出せば地球を守ることができる、しかし大切な家族を犠牲にするわけにはいかない――ギャラクタスの残酷な要望を前に、地球の人々を守るいちヒーローであるだけでなく、家族を愛する1人の人間としてファンタスティック4は大きな葛藤に揺さぶられることとなる。
リードとスーは夫婦、スーとジョニーは姉弟、リードとベンな兄弟と呼んでも良いほどの親友関係と、同じ場所で暮らす“家族”として私生活で培ってきた絆が深いからこそ、全人類か、それとも家族か、どちらを守るべきか、その究極の選択がよりドラマチックに描かれる。
ファンタスティック4は規格外の敵・ギャラクタスを倒し、愛する我が子、そして地球を救えるのか!? 先がみえない戦いの行方、そして心揺さぶるアツい物語に期待がかかる壮大なドラマチック・アクション超大作が、いよいよ幕を開ける。
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、7月25日より日米同時公開。