映画『恋に至る病』より、内気な男子高校生・宮嶺望(長尾謙杜)とクラスの中心的存在の寄河景(山田杏奈)の関係が深まっていく様子や、ふたりのピュアすぎるいちずで不器用な恋に伴う葛藤と疑念を切り取った場面写真6点が解禁された。
【写真】長尾謙杜×山田杏奈がピュアすぎ! 『恋に至る病』場面写真
斜線堂有紀による同名の恋愛小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化した本作は、不器用でいちずな初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じるラブストーリー。
内気な男子高校生・宮嶺望を演じるのは、なにわ男子の長尾謙杜。宮嶺が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を山田杏奈が演じる。
人付き合いを避け、他人と深い関係を紡がないように生きてきた宮嶺は、転校をきっかけにクラスの人気者である景と出会う。誰に対しても距離を置こうとする宮嶺に対して、景は持ち前の明るさで距離を縮めていく。自然と一緒に過ごす時間が増えていく中で、徐々に引かれ合い恋に落ちていくふたり。今回解禁された、景が宮嶺の頬に手を添えて自分の方を向かせ、視線を合わせるカットや、横並びで自転車に乗り、通学するカットには、ごく普通の高校生であるふたりが育むピュアで不器用な初恋のみずみずしさが映し出されている。
クラスメートに囲まれ笑顔輝く景から一転、根津原(醍醐虎汰朗)とにらみ合う姿が映し出されているカットも。さらに、屋上から飛び降りようとする女子学生を真剣なまなざしで見つめるカットからは、学校全体を揺るがす恐ろしい事態に景が関わっているのではないかという緊張感がうかがえる。そして、取調室で刑事・入見(前田敦子)と相対する宮嶺の深刻な表情からは、不穏な事件の中心に宮嶺も巻き込まれていく展開を予感させ、単なるラブストーリーでは終わらない物語の深度が切り取られている。
どこかつかみきれない景という存在に疑念を抱きながらも、それでもなお引かれずにはいられない宮嶺。「僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても――」。
映画『恋に至る病』は、10月24日より全国公開。