英チャールズ国王の弟エドワード王子の妻でありソフィー妃。1997年にダイアナ妃が亡くなった時、すでにエドワード王子と交際中だったにもかかわらず、葬儀を欠席した。

このたび、その理由が明らかになった。

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 Peopleによると、現地時間7月17日に発売されたショーン・スミスによるソフィー妃の伝記『Sophie:Saving the Royal Family』の中で、「彼女には、明確で合理的な言い訳があった。王室関係の友人は、ソフィーはもし自分が出席したら、詰めかけた群衆を酷く動揺させてしまうと判断したと説明する」と指摘。「彼女は、遠くから見たら自分がダイアナ妃に良く似ているとよく理解しており、思いやりと思慮深さから、欠席の決断をした。王室メンバーからも全面的な支持を得た」と書かれているそうだ。

 当時、広報の専門家として活躍していたソフィー妃は、ダイアナ妃と年齢が近く、ブロンドの髪の毛をショートカットにしており、青い瞳も相まって、ダイアナ妃とよく似たルックスをしていたそう。Daily Expressによると、ソフィー妃も自覚しており、1990年代にDaily Mailのインタビューでこれに言及。「私達が似ていることは否定しません。しかし、ダイアナ妃のイメージに太刀打ちすることはできません。私はダイアナ妃ではありませんから」と話していたそうだ。

 ダイアナ妃は1997年8月31日、パリにて不幸な交通事故により36歳の若さで他界。ウェストミンスター寺院で行われた葬儀には2000人以上が参列し、葬列が行われたロンドン市内の沿道にはおよそ100万人が詰めかけた。
またその様子は世界各地で中継され、20億人が見守った。

 ソフィー妃は、1999年6月19日にウィンザー城のセントジョージ礼拝堂にて、エドワード王子と結婚。レディ・ルイーズとウェセックス伯爵ジェームズという2人の子供をもうけ、王室のシニアメンバーとして公務に従事し、障碍者の支援や避けることのできる失明の撲滅、紛争における性被害の撲滅を訴えるなど活動してきた。また近年は、アンドルー王子やヘンリー王子の離脱を受け、ますます存在感を増している。

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