豆原一成(JO1)と市毛良枝がダブル主演する映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』より、本予告編&本ポスタービジュアルが解禁。併せて主題歌が、JO1が歌う秦基博書き下ろし楽曲「ひらく」に決まった。



【動画】JO1×秦基博の主題歌も 映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』本予告

 本作は、孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語。祖父を亡くした祖母を気遣い同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった祖母との日々は逆に拓磨を元気づけていく…。

 豆原は祖母との日々のなかで夢を見つけていく、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい大学生の孫・拓磨を、市毛は夫に先立たれた寂しい日々から一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで世界を広げていくアクティブな祖母・文子を演じる。

 監督を務めたのは、中井貴一主演映画『大河への道』(2022)などの中西健二。脚本は『サイレントラブ』(2024)のまなべゆきこ。

 この度、本予告編が解禁。

 母・綾子(酒井美紀)の長期出張のため、突然一緒に暮らすことになったちょっと頼りない大学生の孫・拓磨(豆原)と、一人暮らしをしていた祖母・文子(市毛)。ある日、拓磨と文子は、亡き祖父の偉志(長塚京三)が文子の代わりに大学の生涯カレッジに申し込んでいたことを知る。

 夫が遺したやさしいサプライズは文子を動かし、ふたりはなんと同じ大学で学ぶことに。「若いころの夢を叶えに来ました」とイキイキと話す文子は、拓磨の戸惑いをよそに、教室で「たっくん!」と気軽に声をかけるなど、学生生活を満喫する。

 そんな祖母・文子を見ながら、 “夢を見つける”ことについて改めて考える拓磨。恋人の紗季(八木莉可子)に「拓磨はやりたいことはないの?」と問われ、文子からも「コーヒーが好きなんでしょ? 好きなことをやるのって楽しいよ」と励まされ、拓磨の心にも少しずつ変化が芽生える。


 そして、拓磨は祖父のノートに「不思議な数式」を見つけて文子に見せるが…。果たしてこの数式が導いた、妻へ贈る最期のサプライズとは。最後は亡き偉志の思いを胸に、拓磨や文子たちが笑顔で富士山を見つめる姿で締めくくられ、人生の喜びがやさしく心を満たす予告編となっている。

 今回、本作の主題歌が、豆原が所属するJO1が歌う、秦基博による書き下ろし曲「ひらく」に決定。同曲は今回の本予告編で一部初解禁されている。

 これまで映画『STAND BY ME ドラえもん』(2014)の主題歌「ひまわりの約束」、映画『35年目のラブレター』(2025)の主題歌「ずっと作りかけのラブソング」など、様々な映画の主題歌を手掛けてきた秦は「この映画の中で描かれている、自立、自己形成、そして家族との繋がりというテーマ。そして、主人公の拓磨をはじめ、登場人物の誰もが世代や性別を越えて自分のやりたいこと、やるべきことに向かって悩みながらも進んでいく姿から、この楽曲が生まれました」とコメント。

 続けて「JO1の皆さんの声によってこの曲がどんなふうに描かれ表現されるのか、すごく楽しみです。そしてずっと歌い続けてもらえる曲になったら作り手としては一番嬉しいです」と語っている。

 併せて解禁された本ポスタービジュアルは、本作のもうひとつの“主人公”富士山を背景に、拓磨、文子、拓磨の母・綾、拓磨の恋人・紗季が笑顔で並ぶ姿を切り取ったもの。下には拓磨と文子に人生を変えるキッカケを遺した文子の夫・偉志の在りし日の笑顔も並べられ、「一歩踏み出してみると、人生って意外と楽しい」という喜びを予感させるコピーが添えられている。

 なお本作のムビチケ前売券は、8月8日より発売開始。
金額は1600円(税込)。ムビチケ前売券(カード)は、公開劇場(一部劇場を除く)、プレイガイド、メイジャー通販、MOVIE WALKER STOREにて発売。ムビチケ前売券(オンライン)は、MOVIE WALKER STOREにて販売する。

 映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』は、10月24日より全国公開。

※秦基博のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■秦基博(主題歌「ひらく」作詞・作曲)

「ひらく」という楽曲は、「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を観て書かせていただきました。家族ということ、自分自身を形成していくということ、自立していくということ。そういう誰にとっても身近なテーマが描かれていて、全体を祖父の存在が大きく包み込んでいる、そんな映画だと思いました。

この映画の中で描かれている、自立、自己形成、そして家族との繋がりというテーマ。そして、主人公の拓磨をはじめ、登場人物の誰もが世代や性別を越えて自分のやりたいこと、やるべきことに向かって悩みながらも進んでいく姿から、この楽曲が生まれました。

JO1の皆さんの声によってこの曲がどんなふうに描かれ表現されるのか、すごく楽しみです。そしてずっと歌い続けてもらえる曲になったら作り手としては一番嬉しいです。


――主題歌「ひらく」より(本予告編で披露している歌唱の一部歌詞)

ひらく未来 名前もまだない花が 小さく震えた
季節も越えて 綻ぶから
空に誓う 一番好きな色の花が咲いたら
あなたに会いに行こう
優しいその笑顔に

編集部おすすめ