舘ひろしが主演する映画『港のひかり』より、おじさん(舘)と幸太《眞栄田郷敦・尾上眞秀》の思いの交錯がうかがえる本ポスタービジュアルが解禁された。
【動画】元ヤクザのおじさんと少年の激動の人生描く『港のひかり』特報
本作は、過去を捨てた元ヤクザと目の見えない少年との十数年を描く、年の差を超えた友情と再会の物語。
主人公の元ヤクザの“おじさん”を演じるのは、7年ぶりの単独主演作となる舘ひろし。盲目の少年・幸太を歌舞伎界の新星・尾上眞秀、成長した青年・幸太を眞栄田郷敦がそれぞれ演じる。
本ポスタービジュアルの中央、静かな海辺の桟橋に腰を下ろすのは、舘ひろし演じる“おじさん”こと三浦。その前に立ち、白杖(はくじょう)を手にしているのが、まだ幼い頃の幸太(尾上眞秀)。目は見えなくても、少年・幸太は真っすぐに三浦を信じている。その時の互いの気持ちが見えるような印象的な場面が活写されている。
そして、下段にはティザービジュアルから新たに追加された大人になった幸太(眞栄田郷敦)。三浦のおかげで目が見えるようになった幸太は、その視線の先にどのような“ひかり”を見ているのか。そして、上段で三浦が見据える先には何があるのか。時を超え交差する真っすぐなまなざしが本作の濃密で骨太な人間ドラマを予感させるビジュアルになっている。
2012年北陸の漁村がこの物語の舞台。
ある日、三浦は通学路で白杖をついて歩く少年の幸太(尾上眞秀)を見かける。弱視を患う幸太を、同級生の子どもたちは、わざと転ばせて笑いものにしていた。交通事故で両親を亡くし、叔母・美和子(MEGUMI)に引き取られるが、美和子はろくに育児もせず、その交際相手の島木(赤堀雅秋)からは暴力を振るわれていた。事情を知った三浦は、孤独な幸太にどこか自身の姿を重ね、自分の船に乗ってみるかと誘う。どこにも居場所がなかった者同士、年齢差を超えた特別な友情を築いていく。
時は流れ、12年後。突如として行方が分からなくなった三浦を探していくうちに幸太はとある秘密を知る。少年だった幸太は、十数年の時を経て、どのような成長を遂げたのか。そして、三浦と再会を果たし、二人はどのように歩んでいくのか。
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映画『港のひかり』は、11月14日より全国公開。