クエンティン・タランティーノ監督が、Netflixで制作される『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の続編『The Continuing Adventures Of Cliff Booth(原題)』で、メガホンを取らない理由を明らかにした。

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 次回作で監督業からの引退を宣言しているタランティーノ監督は、ポッドキャスト『The Curch of Tarantino(原題)』で、「脚本は気に入っているが、一度たどった道を行くことになる。

そのせいで、やる気が出なかった。これは最後の作品だから、知っていることはしたくない。未知の領域に足を踏み入れなくちゃいけない」と語った。

 続けて、「僕とデヴィッド・フィンチャーは、2人とも名監督だと思う。だから、彼が僕の作品を映画化したいと望むこと自体が、僕の作品を真剣に捉えてくれているという証だし、名誉なことだ」と続けた。

 2019年に公開された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、1969年にシャロン・テートがマンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、時代にほんろうされるハリウッド映画界を描いた作品。スタントマンのクリフ・ブースを演じたブラッド・ピットに、初のアカデミー助演男優賞をもたらした。 続編『The Continuing Adventures Of Cliff Booth』は、タランティーノによる脚本をもとに、『セブン』や『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督が映画化。クリフを主人公にした物語が描かれる。

 なお、『The Continuing Adventures Of Cliff Booth』はすでに撮影がスタートしており、クリフ・ブースに扮するブラッドの姿が目撃されている。彼は今月はじめに母ジェーン・エタ・ピットを亡くしているが、亡くなった当日も、この作品の撮影に臨んでいたことが報じられている。

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