Netflix映画『木曜殺人クラブ』で、引退したスパイを演じるヘレン・ミレン。イギリスを代表するスパイ映画『007』シリーズに触れ、次のジェームズ・ボンドは「男でなければいけない」と語った。
【写真】ゴージャスな姿でランウェイを歩くヘレン・ミレン
同作で、元ボンド俳優として知られるピアース・ブロスナンと共演したヘレンは、Saga Magazineのインタビューで、「多くの女性がスパイの世界で活躍しています。彼女はリアリティを体現した存在、間違いありません」とコメント。「だけど、ボンドほど楽しくはないんです!」と述べ、「私はフェミニストですが、ジェームズ・ボンドは男でなくてないけないと思う。女性ではダメ。上手くいきません。ジェーズ・ボンドはジェームズ・ボンドでなくちゃ。そうじゃないと、別物になってしまう」と続けた。
ジェームズ・ボンドは、人気シリーズ『007』に登場するMI6の諜報員。ダニエル・クレイグが2021年にシリーズを卒業して以来、次期ボンド役俳優について、注目が集まっていたが、今年2月にAmazon MGMスタジオが、シリーズのクリエイティブ・コントロール権を獲得したことをうけ、さらにヒートアップ。最近では、ジェイコブ・エロルディやトム・ホランド、ハリス・ディキンソンらの名前が挙がっている。
なおピアースは、このインタビューで、「次の男が舞台に上がり、活気に満ちた演技でキャラクターに息を吹き込む事を楽しみにしている」とコメント。「ジェームズ・ボンドの世界が大好きです。