9月29日放送開始となる高石あかり主演の次期連続テレビ小説『ばけばけ』より、島根県と熊本県のご当地ポスタービジュアルが到着した。

【写真】高石あかり×トミー・バストウの自然な表情を切り取った『ばけばけ』 熊本県版ポスタービジュアル

 ポスタービジュアルデザインを手掛けたのは作字ユニット「日刊タイポ」の日曜担当としても活動する西澤和樹。

写真は、第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した川島小鳥が撮影している。

 制作統括・橋爪國臣は「“この世はうらめしい。けど、すばらしい。”このコピーを、松野トキとレフカダ・ヘブンの日常を切り取った写真で表現してもらいたい。スナップの名手であり、人に優しく寄り添って写真を撮っていただける川島小鳥さんに撮影をお願いしました」と起用理由を説明。

 「撮影は、松江市内にある小泉セツ・八雲ゆかりの場所で行いました。できるだけ2人の自然な一瞬を捉えるため、どこをどう切り取っても大丈夫なように美術チームが準備をし、撮影現場からメイク衣装チームやマネージャーも含めた全スタッフが見えないところに離れ、小鳥さん、高石さん、トミー(・バストウ)さんの3人だけで撮影を行いました。遠くから聞こえてくるのは、2人の楽しそうな笑い声だけ。見たいけど見られない、ヤキモキしながら3人が帰ってくるのを待っていました。きっと、心から2人の散歩を楽しんだのだと確信しています」と話す。

 さらに「後日、小鳥さんから『厳選しました!』と候補写真が送られてきました。なんと217枚もありましたが、その一枚一枚が私たちの想像をはるかに超える素晴らしいものでした。
ここからメインビジュアルなどの5枚を選ぶ作業はとても大変でした。壁に印刷した写真を貼って小鳥さんとかなり長い時間議論をして、この5枚を選びました」とコメント。

 「そして、この写真の魅力を最大限に引き出すビジュアルデザインは、ロゴも手がけていただいた西澤和樹さんにお願いしました。シンプルだけど計算しつくされていて、写真が持つ空気感はそのままに、コピーがすっと心に届く。写真一枚の奥に広がる物語や、流れる時間を想像させる、そんな豊かなデザインが完成しました」と話している。

 連続テレビ小説『ばけばけ』は、NHK総合にて9月29日より毎週月~土曜8時ほか放送。

※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記

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