俳優の妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮(とろサーモン)、デリック・ドーバー、大友啓史監督が9日、都内で開催された映画『宝島』東京プレミアに出席。永山は先輩である妻夫木との共演に当たっての役作りを明かしてツッコミを受け、妻夫木は永山と初共演したドラマ『ランチの女王』でのエピソードを明かした。
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同名小説を映像化する本作は、戦後の沖縄を舞台に、幼馴染のグスク(妻夫木)、ヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、そして彼らの英雄的存在であるオン(永山)を中心に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちの姿を描く。
コロナ禍による2度の撮影延期を経て完成した本作で主演を務め、全国でプロモーションを行ってきた妻夫木は、本作への情熱の源を問われると「映画の力を信じたいですよね。もしこの映画に1%でも誰かの人生を変えられる、未来を変えられる力があるんだとしたら、僕はやっぱりそれを信じたい。そういう奇跡っていうものを目の当たりにしたいし、そのためにはやはり手渡しで届けていかなきゃなっていう思いは、すごくありましたね」と振り返った。
実年齢では妻夫木の年下である永山は「妻夫木聡さんを先輩だと思わない。意識しないっていうことを決めまして。それであんな感じになりましたね(笑)」と役作りを回想。妻夫木はドラマ『ランチの女王』での初共演を振り返り「『友達役だから、ブッキーと呼んでもいいですか?』って。『ああ、どうぞどうぞ』『ああ、ブッキー』って。その頃からもう、そういう感じになっていたような気がする(笑)」と明かして会場を沸かせた。
これを受けて永山は「ブッキーと呼んで仲良くはしてるんですけど、実際にどこか心の底では『瑛太、生意気だな』とか思われてないかな?って心配はしてるんです」と明かし、妻夫木は「さんざん共演してきたじゃん(笑)」とツッコミ。永山は「共演しても、お兄ちゃん役なんですよ」としたうえで「本能的に。
映画『宝島』は9月19日公開。